過ごしやすい季節はアウトドアが楽しい季節。いつもはゲームに夢中の子どもたちを連れて、山や川、海へ遊びに出かけてみませんか?
最近では「デイキャンプ」という日帰りキャンプも流行っています。例えば、滋賀県野洲市にある「希望が丘文化公園」では、このデイキャンプを楽しむことができ、スポーツゾーンもあるため、家族連れにはおすすめです。
外食のシーンで「子どもたちはゲーム、大人はスマホ」という場面をよく見かけますが、ゲームもスマホも手放し、親子でアウトドアを楽しめば、子どもたちに良い影響を与えることができるでしょう。
アウトドアでリアルな自然に接すると、子どもの脳は活発に動き始める
デジタルや情報通信の分野が発展したことで、どんなことでも検索すれば簡単に見たり知ったりできるようになりました。そのため、すべてスマホやパソコンを活用して済ませれば良いじゃないかと思われるかもしれませんが、そうではありません。
例えば、“蛍の映像”を見せた子どもと、“実物の蛍”を見せた子どもとでは、後者の方が感情や想像をつかさどる脳の部位の血流が上がるといわれています。なぜなら、「つかまえたい」「触ってみたい」「気持ち悪い」「虫が怖い」という、二次的な感情がより強く芽生えるからです。
このように、デジタルツールを使うよりも、リアルな自然に接した方が、脳は活発に動き始めます。
子どもにアウトドアに夢中になってもらうための3つの“お約束”
子どもたちにアウトドアに夢中になってもらうためには、以下の3つの“お約束”を守るようにしましょう。
- ゲームを持ち込まない
- 親は子どもの前でスマホを持ち出さない
- 親子一緒に楽しむ
ゲームというのは、ドーパミンという“興奮ホルモン”が脳内に大量に放出されるといわれています。ゲームで記憶力、集中力、意欲が低下してしまう恐れがあるのはそのためです。ですから、子どもたちに自然というものを純粋に楽しんでもらいたいのであれば、ゲームは持ち込まない方が良いでしょう。
また、不公平感というのは不満につながりやすい感情です。子どもがゲームできないのに、親がスマホばかり触っていては説得力に欠けますよね。子どもがゲームを持ち込まないのと同じく、親は子どもの前でスマホを持ち出さないようにしましょう。
そして、共通の感動や思い出というのは、親近感や好意を高めます。大人も子どもに返って、一緒に楽しむことが大切です。
自然に触れ合うことで子どもの脳を活性化!家族にとって有益な時間に
便利になり過ぎた情報網の中で、何でも知った気になってしまいやすいですが、「リアル(本物)」を超えることはできないように思います。しかし、デジタルなものを使わざるを得ない状況に置かれている今、大人だけではなく子どもたちも「テクノストレス」という状態に向かっている側面を否定できません。
自然に触れ合うことで、子どもたちの脳を活性化させてあげましょう。アウトドアは、家族にとって有益な、そして、かけがえのない時間となるはずです。
◇ご紹介施設情報◇
滋賀県希望が丘文化公園「野外活動センター」
電話:077-586-1100
住所:滋賀県蒲生郡竜王町薬師1178
URL:http://www.shiga-bunshin.or.jp/kibougaoka/
滋賀県希望が丘文化公園「スポーツ会館」
電話:077-588-3251
住所:滋賀県野洲市北桜978
この記事を書いた人
青柳雅也
心理カウンセラー
名古屋生まれの岐阜県海津市育ち。IT関連技術者として約18年間、そのうち管理職として6年間の経験を持ちながら、人生を自分の夢のために使う事を決意し、2010年、起業する。数々のカウンセリングの臨床経験があり、活動は、個人カウンセリングや企業のメンタルヘルスケア、専門学校や大学では心理学の講師、心理学講座「青い柳のココロカフェ」の開催、コラム執筆など多岐にわたる。全国ネット情報番組に出演経験あり。
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