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近畿全域(大阪・兵庫・神戸・奈良・京都・滋賀)を中心に
親子で楽しめるレジャースポットやお店、遊び場をご紹介します。

兵庫県 宝塚市

【宝塚市】宝塚市は子育てしやすい?その理由を徹底解剖!

宝塚市は兵庫県の南東部に位置する、人口約22万人の都市です。歌劇と温泉が特に有名ですが、そのほかにも安産祈願の中山寺や、かまどの神様として知られる清荒神清澄寺、さらに阪神競馬場やゴルフ場といった観光スポットも多数あります。

年間877万人もの観光客が訪れる宝塚市は、一見すると大人向けの街ですが、令和5年に「こどもまんなか応援サポーター」を宣言しており、子育て世代が住みやすい街作りを目指しているところです。

今回は、そんな宝塚市の子育て政策や住みやすさについてご紹介します。

宝塚市は、妊娠、出産、育児期を切れ目なく支援!

宝塚市の子育て支援の魅力のひとつは、出産前から切れ目なく続くサポート体制です。具体的に、以下のような拠点・サービスがあります。

 

・健康センター

宝塚市立病院の西隣にある「健康センター」は、その名の通り、市民の健康を守るための施設です。がん検診の実施や健康教室のほか、乳幼児のための定期検診や予防接種なども行われます。

妊娠・出産に関する相談窓口もあり、母子保健コーディネーター(保健師等)が相談に応じてくれます。妊娠中・産後に利用できるサービスなどの情報をわかりやすく提供するための「たからづかマタニティ応援プラン」を作成してくれるサービスも。

 

・妊婦訪問

妊娠中は、それまでのように気軽に出かけられなくなり、家にこもりがち。そんな場合でも安心して出産・育児ができるように、心配事や相談のある妊婦を対象に保健師などが家庭を訪問してくれるサービスがあります。費用は無料。電話かFAXで、気軽に申し込むことができます。

 

・たからっ子給付金事業(国の出産・子育て応援給付金事業)

すべての妊婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができる環境整備の一環として、妊婦や子育て家庭の相談に応じる「伴走型支援」を実施しています。

(1) 妊娠届出時 (2) 妊娠78か月頃(希望者)(3) 出産からおおむね2か月後の赤ちゃん訪問の際に面談の場を設けているほか、随時、妊娠期や子育て期における相談対応、情報発信や関係機関連携を行います。

そして、妊娠届を提出した人に5万円の出産応援給付金、出産後に乳児1人あたり5万円の子育て応援給付金を支給する経済的支援も実施されており、これらに所得制限はありません。

 

・そのほか

対面式とオンライン式どちらでも参加可能な両親学級、産前産後のサポート事業、Zoomによる妊産婦相談・育児離乳食相談、不妊症・不育症・男性不妊に関する悩み相談なども。これらの幅広い子育て支援は、宝塚市の住みやすさにつながっています。

宝塚市は、義務教育課程の教育も充実!

宝塚市は、子どもたちが就学してからの教育環境整備にも力を注いでいます。

 

111台タブレットパソコンを配備

「宝塚市GIGAスクール推進計画」に基づき、多様な子どもたち一人ひとりに個別・最適化された学びを目指しています。高速大容量の通信ネットワークを整備したり、市内公立小・中・養護学校に通う子どもたちにタブレットパソコンを配布したりして、新しい教育のかたちの実現を目指しています。

 

2.小学校から中学校まで全校で完全給食

宝塚市内公立の各学校の給食室で調理する自校調理場方式で、手作りを基本とした給食を展開。子どもたちが食べる直前に仕上げ、「温かいものは温かく、冷たいものは冷たく」提供するよう心がけているほか、食物アレルギーがある子どもでも、楽しく給食を食べられるよう除去食対応も実施しています。

 

3.子どもの自己肯定感や自尊心を高める取り組み

人間関係の固定化が原因で、自己表現に苦手意識を持つ子どもが少なくありません。そこで宝塚市では、市立小学校児童および教職員を対象に、劇作家の平田オリザ氏による演劇的手法を活用したワークショップを実施。コミュニケーション能力と自己表現力の向上を図っています。

 

4.子どもの社会参加を促進する取り組み

宝塚市子ども条例では、子どもは社会の一員であることを認識し、子ども社会参加促進に取り組んでいます。具体例としては、子どもたちが普段から感じていることを市長や教育長に質問や提案を行う「子ども議会」や、子どもたちが宝塚の仕組みや実態を知り施策について正しい情報を得ることに役立つ「たからづかKIDS(キッズ)」などがあります。

宝塚市は、子どもが遊べるスポットが豊富!

宝塚市は南北に長い地形で、南部には住宅街、北部には豊かな自然に恵まれたエリアが広がります。市内にある親子で遊べるスポットをいくつかご紹介します。

 

・手塚治虫記念館

「漫画の神様」と呼ばれた手塚治虫は豊中で生まれ、5歳から24歳という少年から大人へと成長する多感な時期を宝塚で過ごしました。手塚治虫記念館では、彼が手がけた多くのマンガやアニメなどを楽しむことができるほか、アニメの制作体験もできます。

手塚治虫の作品を通して描き続けたテーマ「自然への愛」「生命の尊さ」に触れることができ、青少年の夢と希望を未来へ広げて行く施設として、数多くの人々に愛されています。

 

・末広中央公園

宝塚市役所の目の前にある末広中央公園は、街中にありながら広大な敷地面積を誇る大型公園。楽しい仕掛けがいっぱいの複合遊具は大小3つあり、また歩き出して間もない幼児にも歩きやすい遊歩道、ボール遊びOKな広大な芝生広場、夏は水遊びができる噴水もあります。

最初の60分無料の駐車場120台分や、おむつ交換台が設置されたトイレなど、幅広い世代に役立つ施設も充実。さらにステージには太陽光発電、地下には約100tの水を貯められる大型の貯水タンクがあり、防災拠点としても大切な役割を担っています。

 

・兵庫県宝塚西谷の森公園

兵庫県立宝塚西谷の森公園は、宝塚北部に残る豊かな里山の自然を生かしたスポットで、里山風景や四季折々の自然を気軽に楽しむことができます。

公園内は、農村風景が再現され農業体験ができる「西の谷エリア」、保与谷池周辺の自然観察ができる「東の谷エリア」に分かれており、ゆったり散策できるほか、田植え体験、稲刈り体験、木工クラフト、料理教室など、さまざまな魅力的なプログラムも開催中。入園料や駐車場が無料なのも嬉しいところ(ただし、プログラムに参加する場合、プログラム内容により材料費、保険費用などの参加費用が必要となる場合があります)。

宝塚市は、ファミリーが暮らす街として、この上ない環境!

宝塚市は大阪などの都心に出やすく、文化的な施設が多い街ですが、六甲山の深い緑や武庫川の河川敷など、風光明媚な風景も共存している魅力的なエリアです。さらに手厚い子育て支援や充実した教育環境、数多くの子育てスポットにも恵まれており、ファミリーが暮らす街として、この上ない環境といえるでしょう。

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