【宝塚市】ファミリーに大人気！閑静な住宅地「逆瀬川」の魅力に迫る！

阪急電鉄今津北線の逆瀬川駅周辺は、兵庫県宝塚市にあるベッドタウンです。

隣駅の宝塚南口駅は宝塚歌劇団のお膝元で落ち着いた雰囲気ですが、逆瀬川の駅前はそれに比べると商業施設が多くて活気があります。しかし、駅から少し離れると、古くから何代にもわたって住み続ける世帯が多い、ゆったりとした静かな高級住宅地が広がっています。

今回は、そんな逆瀬川の魅力をご紹介しましょう。

阪急逆瀬川駅は、西宮北口駅と宝塚駅の間を走る阪急電鉄今津北線上の駅の一つです。西宮北口駅までは約10分、宝塚駅まではわずか約4分で到着します。大阪梅田に出る場合は、西宮北口で梅田方面の特急に乗り換えて約28分、反対方向の神戸三宮へは、同じく西宮北口で三宮方面行き普通に乗り換えて約35分です。

さらに通常、今津北線は各駅停車の普通列車しか走りませんが、平日の朝７時台と８時台のラッシュ時には「宝塚発梅田行き準急」が5本運行されます。この準急の停車駅は、逆瀬川を含む宝塚から門戸厄神までの各駅と神戸本線の塚口と十三のみ。つまり西宮北口で今津北線から連絡線を通り神戸線へ抜けるため、西宮北口には停まらず梅田へ向かうのです。逆瀬川から梅田までは約33分かかりますが、混雑する階段を上り下りして乗り換えをする必要がなく、大阪方面へ通勤・通学をする今津沿線市民には頼れる存在となっています。

また、宝塚駅に行けばJRに、今津駅まで行けば阪神電鉄に、他路線への乗り換えに関してもスムーズです。さらに宝塚駅と蛍池駅と2回乗り換えれば、大阪伊丹空港までは約45分で到着可能。梅田駅でOsaka Metro御堂筋線に乗り換えれば、新大阪駅も遠くはありません。ラッシュ時の準急以外は普通列車しか走っていない支線の駅としては、十分に交通アクセスが良い立地であるといえるでしょう。

加えて、電車以外の交通も便利です。駅前には阪急バスの乗り場が5つあり、宝塚市役所前など各方面へ走っています。逆瀬川は山の麓で勾配のある坂が多いため、これらは市民の重要な足となっています。

車で遠出する際は、逆瀬川駅からは中国自動車道「宝塚IC」や阪神高速11号池田線「神田出入口」が近くて使いやすいでしょう。特に池田線は、車で大阪伊丹空港へ行く際に重宝します。電車、バス、車、どの移動手段を使っても、逆瀬川はアクセスの良いエリアなのです。

逆瀬川は、生活の利便性も高い町です。

買い物については、2017年に30周年を迎えた駅直結のショッピングモール「アピアさかせがわ」が地元民に欠かせない存在です。アピアは、アピア1とアピア2に分かれており、「いかりスーパーマーケット」「SUPER MARKET KOHYO逆瀬川店」をはじめ、「ダイコクドラッグ逆瀬川駅前店」「ヤマダ電機テックランド逆瀬川店」、その他各種クリニック、百均ショップ、塾、美容院、クリーニングなど、約130店舗が入っています。

飲食をしたい場合は、和洋中のレストラン、居酒屋、ファ―ストフードなど、好みに応じて選ぶことができる点も高評価です。駅の行き帰りに、雨の日も傘を使わずに用事が済ませられるので助かりますし、アピア2の地下には駐車場があるため、小さな子どもがいる家庭や大きな荷物を運ぶ際は車を使えて便利。さらにアピアは地域の人々とのコミュニケーションを大切にしていて、年間を通じて、夏まつり、ハロウィン、抽選大会などの楽しいイベントをたくさん用意している点もファミリーに好評です。

また、駅から徒歩圏内に、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニもいくつかあり、ちょっとした買い物に使えます。宝塚駅に行けば阪急百貨店がありますし、西宮北口駅に行けば西宮阪急、イズミヤ、TOHOシネマズ 西宮OSを中心に約300店舗を超えるショップが集う西日本最大級のショッピングセンターである西宮ガーデンズがあります。

そのほか、宝塚市役所の最寄り駅となっていることや、駅のすぐ近くに救急指定病院になっている宝塚病院があることも含めると、逆瀬川はとても住み心地の良い町といえるでしょう。

逆瀬川は、都会でありながら田舎のような緑豊かな環境があります。

まず逆瀬川。これは駅名であると同時に兵庫県宝塚市を流れる二級河川の名前でもあります。六甲山地の樫ヶ峰を水源として、宝塚市内を通り、武庫川に合流しています。ゲンジボタルやミヤマアカネが生息できるような、きれいな水が流れており、ドンコやヨシノボリも見つけることが可能です。ファミリーで水遊びや散歩をして親しめるだけではなく、マガモやカルガモが遊び、時折サギなどが佇む光景も見られ、川沿いを歩く人々の心に潤いを与えてくれます。

地元のファミリー層から圧倒的な人気を得ているのが、宝塚市役所の目の前にある宝塚末広中央公園です。街中とは思えない広大な敷地面積を持つこの公園は、サマーフェスタの会場にもなることもあります。吊り橋やターザンロープ、滑り台など、楽しい仕掛けがいっぱいの複合遊具が３つあるほか、夏は水遊びができる噴水があり、幼児から小学生まで幅広く遊べる公園です。最初の60分が無料の駐車場が120台分もある点も小さな子どもがいる家庭にとっては嬉しいところ。

また、逆瀬川は六甲山系の麓にあるため、車に乗って15分ほどで甲山森林公園に行くことができます。少し足を延ばせば六甲山ハイキングへ出かけることも可能なので、週末に森林浴をしたい人にぴったりです。

阪急今津北線は、有川浩の小説「阪急電車」の舞台になり、2011年には「阪急電車 片道15分の奇跡」というタイトルで映画化もされました。また、関関同立の一つである関西学院大学をはじめ、仁川学院、神戸女学院、小林聖心女子学院、宝塚音楽学校などの名門校が沿線に数多くあり、小説や映画で描かれているような、活気がありながらも、ほのぼのとした雰囲気が漂う路線となっています。

逆瀬川の魅力は、のんびりとしたローカルさとともに、神戸や大阪からの交通アクセスの良さ、買い物の便利さ、緑の豊かさが揃っている点です。逆瀬川は子育てファミリーが暮らす街として最高の環境といえるでしょう。