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子育て

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赤ちゃんの誤飲事故を防ぐ整理収納のポイント

乳幼児から3歳くらいまでの子どもの誤飲事故が後を絶ちません。誤飲してしまったモノの種類によっては「窒息」や「中毒」といった深刻な事態も招いてしまいます。

自宅の整理整頓、大丈夫ですか?

好奇心が旺盛な赤ちゃんは何でも口に入れてしまう

好奇心が旺盛な赤ちゃんは、触ったモノを何でも口に入れてしまいます。ある意味、成長の証しでもあるのですが、とはいえ、部屋には口に入れてはいけないモノがたくさんあります。

例えば、医薬品、タバコ、プラスチック用品、ボタン電池、石鹸など。これらが赤ちゃんの手の届くところに置いてあるのであれば、今すぐ片付けてください。

500円玉大のモノは要注意!赤ちゃんの手の届かない場所に収納を

赤ちゃんの誤飲事故を未然に防ぐために、まずは身の回りにあるモノを見直し整理していきましょう。そもそも室内にモノが多いと、赤ちゃんの誤飲事故につながるリスクは増大します。誤飲の可能性が高いモノは、特に減らすようにしてください。その判断基準として、トイレットペーパーの芯を通過する大きさのモノは要注意。硬貨で例えると、500円玉くらいの大きさのモノは誤って飲み込んでしまう危険性があります。また、化粧品・洗剤などは蓋が外れて誤飲につながる恐れもありますので、注意しましょう。

整理の次は、収納です。大切なのは、赤ちゃんの手の届かない場所にモノを置くことです。赤ちゃんの手の届く範囲にモノがなければ、誤飲は起こりません。できるだけ高い場所に収納しましょう。「まだハイハイだから大丈夫」「つかまり立ち程度だから届かないだろう」と安心してはいけません。子どもの成長はあっという間で、親の知らぬうちにソファーやテーブルによじ登ってモノを取っている場合があります。どうしても低い位置に収納しないといけないなら、チャイルドロックやストッパーを掛け、赤ちゃんが開けられないようにしておきましょう。

最後に、こまめに掃除機をかけるようにしてください。床にモノが落ちていると、そのまま誤飲につながります。また、掃除機をかけて室内を清潔に保つことで、衛生面も向上します。

子どもの目線で整理収納を。誤飲事故は3歳くらいまでは起こり得る

「誤飲」というと「赤ちゃんの事故」と思われるかもしれませんが、3歳くらいまでは起こり得ます。何か起こってからでは取り返しのつかないことになってしまいますので、子どもの目線でモノを整理収納しましょう。

誤飲の危険があるモノは決して出しっぱなしにせず、しっかりと整理・収納・掃除をして誤飲防止に努めてくださいね。

この記事を書いた人

中西直美

片付けアシスタント

平成25年、日本ハウスクリーニング協会にて整理収納清掃コーディネーター1級、認定セミナー講師を取得。平成27年3月、片付けアシストNaro(なろう)を立ち上げ、片付けアシスタントとして活動を開始。大阪を拠点に整理収納サービス、片付けや掃除に関するセミナー・講演を展開し、収納商品の企画開発にも携わる。整理収納サービスでは、本当に必要なモノだけを残し、モノを限界まで減らす片付け術で、散らかった部屋も快適な空間へと劇的に変化。また、風水を取り入れた運気アップの片付け術も好評。平成28年、関西テレビ放送「よ~いドン!」にも出演。

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