日焼け止めを嫌がる子ども、どうする!? 知っておきたい紫外線対策方法
これからの季節、子どもの紫外線対策をしっかりしたいところですね。紫外線が最も強くなるのは、5月前後から9月前後にかけて。1日の中では10時から14時が最も紫外線照射量が増えるといわれています。
しかし、顔や体に日焼け止めクリームを塗るのを嫌がる子どもは多いかもしれません。そこで今回は、子どもが嫌がらない日焼け止めの選び方や塗り方をご紹介します。
【3つの対策】日焼け止めクリームを嫌がる子ども、どうしたらいい?
紫外線対策として最も効果が高いのは日焼け止めクリーム。子どもが日焼け止めを塗るのを嫌がる場合は、以下のポイントを参考にしてください。
1. 日焼け止めの選び方が最大のポイント!
おすすめは、サラッとしていてベタつかない・伸びがいいタイプ。乳液やジェルのようにみずみずしい使用感で、塗ったことを忘れるくらいのものを選びましょう。
一方、「ベタつく・白っぽくなる・重たく感じる・肌が乾燥する」ような日焼け止めは、子どもがストレスを感じやすくなってしまいます。これらはSPF値が高い日焼け止めにありがちな使用感です。子どもの記憶に「日焼け止めクリーム=ベタベタする・白くなる」といったイメージがインプットされると、日焼け止めクリームを塗るのを嫌がるようになってしまうこともあります。
日焼け止めの性能を表すSPF値については、日常生活で使う分にはそれほど高いものでなくてもOK。ついSPF値が高いものを選びたくなるかもしれませんが、普段使いにはSPF20~30前後のものを選びましょう。
2. お昼寝している間に塗ってしまう
赤ちゃんや小さな子どもは、肌に何かを塗ること自体を嫌がることがあります。そういった場合は、お昼寝をしている間に塗ってしまいましょう。スキンシップの延長として優しくなでるように塗ると◎
3. ある程度大きくなったら紫外線のリスクを説明する
ある程度子どもが大きくなって理解力がついてきたら、どうして日焼け止めクリームを塗らないといけないのかを説明しましょう。子どもも大人と同じで「理由がわからないのにやらなければならないこと」は嫌いです。紫外線のこわさを教えて子どもなりに理解ができれば、自然と日焼け止めクリームを塗るのを嫌がらなくなるかもしれません。また、自発的に塗ってくれるようにもなるはずです。
日焼け止め以外の紫外線対策も駆使!
日焼け止めクリームをどうしても嫌がる場合は、それ以外の紫外線対策を万全にしましょう。
例えば、帽子をかぶらせると約60%の紫外線をカットできるといわれています。また、半袖やタンクトップではなく七分袖や襟付きを着せる・半ズボンではなく長ズボンを穿かせるなどして、肌の露出面積を少なくするのも有効です。このほか、日差しが強くなる昼前後は外出を控えるなど、出かける時間帯にも工夫を。
日焼け止めクリームを塗る場合もこれらの対策を取り入れるとより安心です。
そもそも子どもの日焼け対策は必須?
そもそも子どもにも日焼け対策は必須なのでしょうか?その答えはYES。
紫外線を浴びすぎると、日焼けで皮膚が炎症を起こして赤くなったりヒリヒリしたりすることがあります。また、将来の皮膚老化・皮膚がんに影響したり、目の病気を起こしやすくなったりすることもわかっています。
今はもちろん将来の健康のためにも、子どもの頃から紫外線対策が必要です。
紫外線対策を甘く考えず、大切な子どもを守りましょう。
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