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住まいの基本知識

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固定資産税や住民税も!キャッシュレス決済できる「住まいの税金」は?

消費増税対策として10月に導入された、キャッシュレス決済のポイント還元制度。予想を上回るペースで利用が拡大しているようで、キャッシュレス決済は今後ますます普及しそうです。

そんな中、これまで現金で支払うのが一般的だった「住まいの税金」も、キャッシュレス決済ができるようになってきました。今回は、キャッシュレス決済できる「住まいの税金」の種類を見ていきましょう。

固定資産税をキャッシュレス決済する方法

キャッシュレス決済できる「住まいの税金」として代表的なのが「固定資産税」です

固定資産税は地方税の一種で、お住まいの市町村に納めます。戸建てやマンションなどを購入すると毎年支払義務が生じ、年4回に分けて納税します(その年の1月1日に物件を所有している人に納税通知書が届きます)。

この固定資産税について、最近ではキャッシュレス決済(クレジットカード払い)に対応する市区町村が増えてきました。

 

クレジットカード払いには主に以下の2つの方法があります。

・自治体のWebサイト

・Yahoo!公金支払い

 

【例:大阪府大阪市の場合】

「大阪市税納付サイト」から手続きを行います。

1.納付書のバーコード情報をスマホのカメラで撮影し、納付情報を読み取ります。

2.納付情報に間違いがなければ、支払方法(クレジットカードもしくはApple Pay)を選択し決済してください。

 

【例:滋賀県草津市の場合】

「Yahoo!公金支払い」から手続きを行います。

1.「税金・料金を地域から探す」からお住いの地区を選択してください(「税目・料金名から探す」で「固定資産税」を選択しても可)。

2.「固定資産税・都市計画税」を選択してください(1で「税目・料金名から探す」から「固定資産税」を選択した際は、住んでいる地区を選んでください)。

 

「Yahoo!公金支払い」での支払いでは、納税通知書に記載されている「納付番号」「確認番号」が必要です。すべての内容を確認後、ページ下部の「お手続はこちら」をクリックすると納付情報の入力画面に移り、その次に支払情報を入力する画面へ進んで納付が完了します。

お住まいの地区により利用できるキャッシュレス決済の方法が異なりますので、確認するようにしましょう。

大阪市や渋谷区では住民税などの支払いに「LINE Pay」を導入!

キャッシュレス決済ができる「住まいの税金」は固定資産税だけではありません。例えば、大阪市や渋谷区では住民税などの支払いに「LINE Pay(ラインペイ)」が導入されています。

※参照:LINE Pay 請求書支払いのご案内(大阪市)

https://www.city.osaka.lg.jp/zaisei/page/0000453132.html

 

また、マンションを購入時には不動産取得税がかかりますが、これも自治体によってはキャッシュレス決済(クレジットカード払い)ができるようになっています。

不動産取得税は固定資産税と違って一括での請求となり、金額が大きくなりがちです。クレジットカード払いができると、手持ちのお金に余裕がないときなどには助かるでしょう。

なお、固定資産税同様、住民税や不動産取得税などをキャッシュレスで決済できるかどうかは自治体によって異なるため、事前の確認が必要です。

便利なキャッシュレス決済は、支払う手数料以上のメリットを受けられるケースも

時間や場所を選ばず、スマホやパソコンで手軽に納付できるキャッシュレス決済の便利さは魅力的です。

キャッシュレス決済は納付額により手数料がかかりますが、クレジットカードや電子マネーなどのポイントが付与されることで、支払う手数料以上のメリットを受けられるケースが少なくありません。

国が推進しているため、今後さまざま場面でキャッシュレス決済ができるようになるのは間違いないでしょう。それは税金も例外ではありません。今のうちにキャッシュレス決済に慣れておいた方が良さそうです。

この記事を書いた人

佐々木茂樹

ファイナンシャルプランナー

1968年、北海道旭川市生まれ。地元の公立高校卒業後、ホテルマン、郵便局を経験。郵便局在職中にAFP資格を取得後、生命保険会社へ転職し、ライフプランシミュレーションを軸にした保険提案を実践。主に住宅購入時の保険見直し相談を行ってきたが、顧客の悩みは住宅ローンや資産形成など保険だけでは解決できないことを痛感し、2011年、独立系FP事務所ファイナンシャルサービス株式会社を設立、代表取締役に就任。金融機関に属さないFPとして顧客目線での問題解決、夢の実現のサポートを行っている。

■HP:http://financial-service.jp/

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