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住まいの基本知識

物件の選び方や、住宅ローンの組み方などの住宅購入に関する
基本的な知識や暮らしの雑学・知識をご紹介します。

新生活に向けて断捨離しよう!住まいを整理整頓するコツ

春は大きな変化が起きるタイミング。子どもの入園・入学・進学や、会社での異動・新入社員の入社などで、環境が変わったり、新生活が始まったりする人も多いのではないでしょうか。

身の回りを断捨離・整理整頓し、気持ち良く新生活を始めましょう!今回は、断捨離・整理整頓のコツをご紹介します。

断捨離・整理整頓する際の5つの大原則

不要なモノを断捨離し、家の中を整理整頓するには、守りたい大原則があります。5つの大原則を踏まえたうえで、効率的に家の中をキレイに整えましょう!

 

断捨離・整理整頓の大原則(1)一度に済ませようとしない

家の中を一気に断捨離し、整理整頓しようとすると、時間がかかってしまうものです。そのため、「もう少し時間ができてから……」と先延す理由にしてしまいがち。また、途中で疲れて投げ出してしまう原因にもなります。

断捨離・整理整頓は一度に済ませようとせず、場所を「リビングのソファ周り」「本棚」「子ども関連」など細かく分け、少しずつ進めるのがポイント。隙間時間に少しずつ終わらせていくと、達成感を感じやすく、モチベーションを維持しやすいはずです。

ただ、期限を決めずに行うのは良くありません。「●月中に終わらせる」「2週間で終わらせる」といった期限を決めて取り組むようにしましょう。

 

断捨離・整理整頓の大原則(2)よく使う場所から始める

断捨離や整理整頓をする際には、「よく使う場所」から手を付けましょう。モノが減った整理整頓された空間が目に入ると、他の場所もスッキリさせたいという気持ちになります。

また、キッチンなら料理がしやすくなる、ダイニングテーブルなら食事の準備がラクになる、ベッド周りなら寝るときのストレスが減るなど、副次的な効果も感じられやすく、一石二鳥です。

 

断捨離・整理整頓の大原則(3)すぐ決められないモノは「いったん保留」にする

断捨離で、何を捨てるか・捨てないかの判断は難しいもの。黄ばんでいる服、壊れたおもちゃ、絶対必要ない請求書類など、ぱっと見て不要なモノはすぐに捨てる判断ができますが、実際には迷うことが多いかもしれません。 

そういうときは「いったん保留」にしましょう。迷うことに時間が取られると、作業が止まってしまいます。一つのモノで悩むのは3分まで」と決め、判断がつかないモノについては、「いったん保留」の箱に入れて別の日に判断しましょう。

いったん保留にしたモノは、1週間や2週間といった期間を設け、その間にどうするか決めると良いでしょう。1人で判断するのが難しい場合には、家族に相談しながら考えてみてください。

 

断捨離・整理整頓の大原則(4)「これからも大切にしたいか」で決める

「いったん保留」にしたモノが多すぎて困る場合は、「これからも大切にしたいか」どうかで残すモノを選んでみましょう。

「もったいないかも」「また使うかも」と考えてしまうと、捨てる決断ができません。決められない場合には、「大切かどうか」というポジティブな気持ちにフォーカスして判断してみてください。

 

断捨離・整理整頓の大原則(5)持ち主が捨てるかどうかを決める

モノを捨てると、同じモノを取り戻すことはできません。そのため、持ち主が捨てる判断をすることがとても大切。一見不要に見えても、捨てたくない人もいます。

配偶者や子どものモノは勝手に判断せず、一緒に断捨離を行うか、不要そうなモノをピックアップして確認してもらうなど、所有している人自身に決めてもらいましょう。家族間でトラブルを起こさないためにも重要な原則です。

アイテム別!断捨離・整理整頓のコツ

ここからは、大原則を押さえつつ、アイテム別に断捨離・整理整頓をするコツを見ていきましょう。

 

・洋服、ファッション小物

「いつか着るかも・使うかも」「痩せたら着たい」と思って、なかなか捨てられない洋服や小物が収納スペースを圧迫していませんか?捨てるか残すかは「今の自分に似合うかどうか」を基準にしてみましょう。

まず、くたびれて見える服やファッション小物は迷わず断捨離しましょう。その次に、「1年以内に着なかった服」については断捨離候補です。判断に迷った場合は、着てみたり、付けてみたりしてください。「似合っているかどうか」「また着たい・付けたいと思えるか」を基準に考えると、判断しやすいでしょう。

洋服は収納可能な枚数以上は持たないようにし、散らかりやすい小物類は小物用の置き場を決めておくとキレイに収納できます。

 

・本、漫画

「何度も読み返している本」や「読むと元気が出る漫画」など、絶対に残したい本を選り分けます。それ以外は断捨離候補です。「どうしても残したい!」という強い思いがなければ、思い切って手放しましょう。

なお、本棚に余裕があれば、判断に迷った本や漫画を無理に断捨離しなくて構いません。次の断捨離の機会に改めて判断してください。

 

・書類

「大切に保管する書類」「一時的に保管する書類」「読んだら捨ててOKな書類」に分けます。

「大切に保管する書類」はファイルにまとめ、分かるように保管します。「一時的に保管する書類」は別のファイルにまとめ、定期的に見直し、不要な書類は捨てるようにしましょう。「読んだら捨ててOKな書類」は読んだら捨てるようにしてください。

書類の量が多い場合は、お金関係、子ども関係、仕事関係などカテゴリを分けて収納するのがおすすめです。

 

・子どものおもちゃなど

子どものおもちゃを断捨離したい場合には、何を捨てて何を残すかを子どもと一緒に決めていきましょう。不要に見えても、子どもにとっては大切ということはよくあります。くれぐれも大人の判断で「不要なモノ」と決めないように気を付けてください

また、子どもに聞くときには、「どれを捨てる?」よりも「どれが大切?」とポジティブな聞き方をするのがコツです。

 

・思い出の品

子どもの頃から持っているぬいぐるみや昔もらったプレゼントなど、思い出が詰まっているモノはなかなか手放しにくいものです。

大切に感じるモノは、断捨離する必要はありません。大事に取っておきましょう。「もう手放してもいいかな」「手放したい」と感じるのであれば、「今までありがとう」という感謝の気持ちを込めてお別れしてください。

断捨離で新生活をスッキリと!

新生活の時期は、断捨離・整理整頓をするのにぴったりのタイミングです。古くなって使わなくなったモノや、似合わなくなった服や小物、不要な書類などを断捨離・整理整頓することで身の回りがスッキリし、新しいことによりチャレンジしやすい環境が整います。少しずつ断捨離と整理整頓に取り組んでみてください。

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