穏やかな暮らしを叶える生駒の美しい風景・楽しいスポット、エリア別おすすめ6選

奈良県の北西部に位置する生駒市は、暮らしやすい街として定評があるエリアです。その理由はさまざまですが、そのひとつとして、生駒市には美しい風景や楽しいスポットがたくさんあるということがあげられるでしょう。
今回は、そんな生駒市の魅力的な風景や見どころスポットを、エリアごとにピックアップしてご紹介します。

生駒市の暮らしやすさについては、こちらの記事に詳しく掲載していますので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。

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■画像出典元： http://www.ikoma-kankou.jp/sightseeing/northern.html

・冬の「寒干し」風景

生駒市の北部エリア・高山地区は、古くから竹製品の製造・販売が盛んで、特に日本の伝統文化・茶道に用いる茶筅（ちゃせん）の生産量は全国シェアの90％を占めています。
そんな「茶筅のふるさと」であるこのエリアでは、冬になると、竹を傘のような形に組んで立てかけて乾かす「寒干し」という風景が見られます。この光景は、冬の風物詩として「生駒八景」のひとつに数えられています。

・高山八幡宮

高山エリアにある高山八幡宮は、武の神様・八幡神を祀る神社です。749年、東大寺の大仏様の守護神として大分県から八幡神が迎えられたのが、この地だとされています。

室町時代に建立された本殿は、当時の建築の特色が色濃く残されていることから、国の重要文化財に指定されています。

また、高山八幡宮の周辺には、美しい景観で「生駒八景」に指定されている「くろんど池」も。池の周辺には、バーベキュー広場やアスレチック広場・ハイキングコースなどもあり、生駒市民に親しまれています。

■画像出典元： http://www.ikoma-kankou.jp/sightseeing/central.html

・生駒山上遊園地　スカイランドいこま

生駒山の頂上、標高642mのところにあるのが「生駒山上遊園地　スカイランドいこま」です。

1929年の開園以来、生駒市のシンボルといっても過言ではないほど、多くの市民に愛されているスポットです。大型遊園地のような最先端の絶叫マシンはありませんが、子どもも楽しめるちょっとレトロで可愛らしい乗り物や遊具がたくさん。また、園内からのロケーションがすばらしく、奈良盆地や大阪平野から、晴れた日には淡路島や明石海峡大橋まで見渡すことができます。

・近鉄生駒ケーブルカー

生駒駅前の鳥居前駅から生駒駅山頂を結ぶのが、近鉄生駒ケーブルカーです。乗車時間は16分あまりですが、車窓からは生駒山の四季折々の自然や、眼下に広がる街並みを望むことができ、移動手段というよりも乗り物のひとつとして楽しまれています。2000年から運行しているワンちゃんやネコちゃんをモチーフにした車両は、小さな子どもたちに大人気です。

■画像引用元： http://www.ikoma-kankou.jp/sightseeing/southern.html

・暗越奈良街道（くらがりごえならかいどう）

生駒市の南部から、隣接する東大阪市へと続くのが、暗越奈良街道（国道308号線）です。
暗越奈良街道は、かつては大阪と奈良を結ぶ道として栄えた街道で、現在も街道沿いには当時の面影をしのばせる、情緒ある街並みが残されています。特に、府県境付近に位置する暗峠（くらがりとうげ）は、急勾配の石畳の道が印象的な名所で、「日本の峠100選」にも選ばれています。
また、街道の周辺には、宝幢寺（ほうどうじ）や石仏寺（せきぶつじ）、鶴林寺（かくりんじ）などのお寺が点在しています。

・生駒山の棚田

生駒山の南東側・暗越奈良街道添いの斜面には、石垣積みの美しい棚田の風景が広がっています。春から夏にかけて、田んぼに水を張る季節になると、水面に景色が映り込む幻想的な様が望めます。

今回ご紹介したのはごく一部ですが、生駒市には美しい風景や楽しいスポットがたくさんあります。
豊かな自然と歴史・文化が根付いた生駒の街なら、穏やかで丁寧な暮らしが叶うのではないでしょうか。