太秦や嵐山など、多くの観光名所を抱える京都市右京区。観光地としてのイメージが強い右京区ですが、実は子育て世代におすすめの街だということをご存知でしょうか。
右京区は子育てをサポートする制度や施設がしっかり整っているので、初めての子育てでも安心できる街なんです。そこで今回は、京都市右京区が実施している子育てサポートについてご紹介します。
共働きでも大丈夫!ショートステイやトワイライトステイなど支援が充実
京都市右京区では、お母さんが安心して仕事に集中できるような、子どもを預かってくれる施設が充実しています。保育所や認定こども園、小規模保育事業所といった昼間に預かってくれる施設はもちろん、さまざまな状況に合わせて利用できる施設や事業が揃っています。
例えば、ショートステイやトワイライトステイといった短期の子育て支援事業。
1.ショートステイ
ショートステイは保護者が病気や出張などの理由で一時的に育児が困難になった際に、施設で子どもを預かってくれる事業です。小学校修了前の子どもを対象としていて、最大7日間利用できます。
2.トワイライトステイ
トワイライトステイは、仕事などの理由で保護者の帰宅が遅くなる際に、子どもを預かってもらえるという事業です。小学生を対象としていて、17時~22時までの間で利用できます。
他にも放課後や夏休みに子どもを預けられる学童クラブ事業など、子育て世代をサポートする施設・事業が充実しています。
困ったらすぐに相談を!頼りにしたい「右京区子どもはぐくみ室」や「地域子育て支援ステーション」
子育て中はさまざまな悩みが発生するもので、どうやって解決すればいいのか困ることも少なくありません。右京区には、そうした子育ての悩みの相談先として、「右京区子どもはぐくみ室」や「地域子育て支援ステーション」などが設置されています。
1.右京区子どもはぐくみ室
右京区子どもはぐくみ室は、各区役所や支所に設置されている相談窓口です。子どもや子育てに関する相談の他、医療費助成やひとり親家庭支援、保育所の利用手続き、母子保健などさまざまな手続きなども行えます。また、カウンセリングやセラピー、関係機関への紹介など、悩みを解決するためのさまざまな対策も行っています。
2.地域子育て支援ステーション
地域子育て支援ステーションは、子育て講座の開催や子育てに関する情報提供などを行う子育て支援ネットワークの拠点のこと。京都市内のすべての児童館、保育園、認定こども園が指定されています。地域子育て支援ステーション単体での活動はもちろん、子どもはぐくみ室と連携しての子育て支援や情報収集も行っています。
こうした支援施設を活用することで、子育ての不安や悩みが解消できるでしょう。
会員同士で子育ての助け合いができる「ファミリーサポートセンター」
京都市では、ファミリーサポートセンターという助け合いの事業も行われています。
ファミリーサポートセンターはこれまでに紹介したような制度・施設とは異なる、会員同士が子育てを助け合うというもの。手助けを依頼したい会員がファミリーサポートセンターに連絡することで、条件にあった有償ボランティアの会員を紹介してもらえます。
急な用事で子どもを迎えに行けない、病院に行きたいけど子どもを連れて行けない、少しの間だけ子どもを預かってほしいなど、ちょっとだけ手を貸してほしいときに便利です。
今回ご紹介したように、京都市右京区には子育て世代をサポートしてくれる施設や制度がたくさんあります。
京都市右京区での生活を検討している子育て世代の方々は、ぜひ参考にしてみてください。
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