片付けのプロが実践！浪費を防ぐクローゼット整理術

自宅のクローゼット、キレイに整理されていますか？

クローゼットに服がパンパンに入っていると、服が傷みやすく何度も買い替えることになりかねません。また、自分が持っている服を把握できていないと、同じような服ばかりを買ってしまうことにも……。いずれにせよ、家計を圧迫しかねないのです。

そこで今回は、浪費を防ぐクローゼット整理術をご紹介します。

クローゼット最大のNGは洋服やモノを詰め込むこと。

「着て行きたい服がなかなか見つからない！」。そんなことはありませんか？すぐに見つけられないようであれば、イライラしてしまって精神的にも良くありません。

それに、パンパンに服を詰め込むとシワになりやすく、型崩れの原因に。さらに、隙間のないクローゼットには湿気がこもりやすく、カビや虫がわきやすくなります。お気に入りの服が虫食いに遭えばショックですよね。

クローゼットは、大切な洋服や小物、雑貨を保管するスペースです。使いやすさはもちろんのこと、清潔に保つことも重要。また、クローゼットに何が入っているのかわからないような状態であれば、同じようなアイテムを買ってしまったりすることもありえます。家計としては、浪費は避けたいところでしょう。

クローゼットは、一目でどこに何があるのかを把握できる状態にあるのが理想なのです。

１．クローゼットの整理
思い切って、今後必ず着る服だけを残します。1着1着、要・不要を判断してください。もし、クローゼットに服があふれ返っているようなら、目安として1年の間に着ていない服は処分しましょう。この整理作業によって、どのような服を何着持っているのかを把握でき、同じような服を購入してしまう「二重買い」を防ぐことができます。

服だけでなく、クローゼットに入れているモノをすべて整理してみましょう。収納していることさえも忘れていたモノがたくさんあるはず。忘れていたモノは、それが無くても生活できた証拠。思い切って処分してください。なお、捨てるのが心苦しいようであれば、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用すると抵抗が少なくなります。

２．クローゼットの収納
収納のポイントはクローゼット内を分類すること。クローゼットを上段・中段・下段と縦に区切り、分類していきます。

上段にはシーズンオフの衣服や小物雑貨を収納します。このとき、取っ手の付いた収納箱を利用し、収納しておくと便利です。ただ、重たいモノは上段に収納しないようにしてください。取り出すときに落ちて怪我をする恐れがあります。

中段には服をハンガーで掛けていきます。このとき、中段部分をさらに左右に分類してください。左には春夏モノ、右には秋冬モノと分けて収納することで、季節の異なる服がごちゃ混ぜになりません。その際、さらに色別で分けておくのもおすすめです。コーディネートがしやすくなり、見た目も抜群に良くなります。また、分けて収納することで洋服の種類や枚数などを管理しやすくなります。

下段には衣装ケースを使用し、折りたためる服を収納してください。小物や雑貨などは衣装ケースの上に整頓して並べると良いでしょう。

クローゼットは、洋服やモノを詰め込まず、スッキリと収納することが大切。そうすることでモノの管理がしやすくなり、同じ服を購入するような浪費を防ぐことができます。

定期的にクローゼットを整理整頓しましょう。