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子育て

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「遊び感覚」が大切!子どもに“お片付け”を教える方法

小さな子どもがいる家庭は、おもちゃや絵本などで部屋が散らかってしまいがち。何度も片付けるのは手間ですし、「片付けては、散らかす」を繰り返されると、ママにとって大きなストレスになってしまいます。そのため、子どもに“お片付け”を教えたいと思っているママも多いことでしょう。

今回は、子どもに“お片付け”を教える方法をご紹介します。

片付けを通して身に付く3つの力。成績アップにもつながる!?

子どもに“お片付け”を教えると、ママだけではなく、子ども本人にとっても良いことがあります。というのも、片付けのできる子には、以下のような力が身に付くからです。

・判断力

モノを必要・不必要に選別することで判断力が身に付きます。

・創意工夫する力

「何を」「どこに」「どのように片付けるか」の工夫ができるようになることで、考える力が身に付きます。

・自立力

「自分のモノは自分で片付ける」という責任感が芽生えると、自立心が養しなわれます。

さらに、常に片付いた部屋で過ごす子どもは、落ち着いた環境の中で集中力が高まり、成績が上がるともいわれています。そして、大人になったときには自己管理のできる人に成長。小さな頃から片付けを身に付けさせておけば、たくさんの力が培われるのです。

3~4歳の時期はママも一緒に! 遊び感覚で“お片付け”しよう!

では、どのようにして子どもに“お片付け”を教えれば良いのでしょうか?年齢別に見ていきましょう。

34歳児】

ママのすること全部をマネしてみたい時期です。おもちゃを片付ける入れ物を作ってあげて、ママがお手本を見せてあげてください。できても、できなくても、その入れ物に片付けるように促しましょう。夕食前やお風呂に入る前など、お片付けの時間を決めると習慣づけできます。

あるママは、夕方に「おうちに帰りましょう」チャイムが鳴ると、自作の“お片付けの歌”を3歳と2歳の子どもたちと歌いながら片付けているそう。歌は「♪お片付け~♪お片付け~♪」といった簡単なメロディーです。でも、子どもたちは喜んでお片付けをしているそうです。このように“お片付け”をゲームのようにすると、子どもたちは「遊び感覚」で取り組めるのです。この年齢の子どもは、ママの気持ちに左右されます。ママが楽しんで片付けをすることがポイントです。

56歳児】

就学前にもなると、自分のことも随分とできるようになります。自分の道具やおもちゃを片付けるスペースを与えましょう。親の言うこともよく理解できる年齢ですので、“お片付け”をはじめ、お手伝いを積極的にしてもらうように導いてください。

なお、片付ける時間の一定化が習慣化の第一歩です。食事前・お風呂に入る前など、決められたスケジュールを自ら守ることができるようになるのも、この年齢から。しかし、スケジュールといっても最初は「ゆるく」で構いません。

そして、片付けができなくても叱ったり「早く片付けなさい!」などと強制したりしないように注意しましょう。親からうるさく言われると「片づけってイヤだな」と言う感情を持ってしまいます。大人になって片付けの苦手な人のなかには、片付けに対してイヤな思いが残っていて、トラウマのようになっている人も少なくありません。

 

親子で楽しい“お片付けタイム”を取り入れてみて

子どもは、楽しいことが大好きです。ゲーム感覚の片付けなら「片付けって楽しい」と思ってくれることでしょう。ぜひ、親子で楽しい“お片付けタイム”を取り入れてみてください。

この記事を書いた人

高橋和子

掃除コンサルタント

整理収納・家事代行を手掛ける「フェリシア ラボ」代表。主婦歴25年の経験と、8回の転勤と10年間の両親の介護経験を生かして、女性の目線で「きれい収納」を提案。整理収納とエコ掃除術で日常生活をサポートしている。平成24年9月、一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を設立。整理収納・片付けの資格講座を開講中でリカレント(生涯学習)教育の推進している。テレビや新聞など、メディア出演実績も多数。

■HP:http://felicia-lab.jp

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