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子供が入園式で泣きそう…直前でも間に合う準備と対策

そろそろ入園式の季節。
稚園や保育園に上がると、子どもは初めて親元から離れてひとつの「社会」に入ることになります。入園式はその門出の一日です。

しかし、入園式で子供が泣き出したりぐずったりしてしまうのではないかと心配している親御さんは多いかと思います。特に、これまで親御さんにべったりだった子は、慣れない環境で不安になってしまいがちです。

そこで今回は、今からでも間に合う入園式での「ぐずり防止対策」をご紹介します。

入園式では親子別席が多い…親から離れる練習を

入園式では、親と子どもが別席になるケースがほとんどです。子どもは会場の前の方に座り、その後ろに保護者席が設けられています。これまで親御さんから離れた経験が少ない子は、近くに親御さんがいないと不安で泣いてしまう可能性大……!

そこで、入園式の前に一時的にでも親御さんから離れる経験をさせておきましょう。
例えば、地域の一時保育を利用したり、祖父母の家に預けたり、習い事に通わせたり子どもが親御さんなしで時間を過ごしたり何かに取り組んだりする機会を作っておきます。そのようにして、顔の見えるところに親御さんがいない状態に慣れさせておくと、入園式でも機嫌よく過ごせるようになるはずです。

「保育園・幼稚園は楽しいところ」と刷り込みを

幼稚園や保育園という初めての環境に対して『不安』を感じて泣いたりぐずったりしてしまう子どもも少なくありません。そこで、不安を少しでも少なくするために、幼稚園や保育園がいかに楽しい場所かを日頃から話して聞かせましょう。

「保育園ではこんな遊びができるんだよ」

「こんな行事があるんだよ」

「お友達といっぱい遊べるよ」

などと、楽しいイメージが湧くようなお話を。

幼稚園や保育園の写真や動画などを見せて、より具体的に想像できるようにさせてあげるのもおすすめです。そうすることで子どもは自然と幼稚園や保育園が楽しみになり、入園式も不安なく参加できるようになるはずです。

入園に対してプレッシャーをかけるのはNG

反対にあまり良くないのは、入園前からプレッシャーをかけてしまうことです。

もちろん親御さんには悪気はないと思いますが、子どもが園で友達や先生たちとしっかり生活できるか心配になるあまり、「先生の言うことをよく聞いてね」「お友達と仲良くするのよ」などの言葉をかけてしまいがちです。

入園式の前にこういった「注意」ともとれる声がけをしすぎてしまうと、「園はこわいところ」というイメージがついてしまい、恐怖心や不安を煽ってしまうかも。そのため、入園式で泣いたりその後も行くのを嫌がったりする恐れが……。

「先生の言うことをよく聞いてね」「お友達と仲良くね」といった声かけは、登園が始まって、ある程度環境に慣れてからにしましょう。

もし泣いてしまっても気にしすぎない

最後に、「もし入園式で子どもが泣いてしまっても心配しすぎなくて気にしない」「最初だからしかたない」と親御さんが認識しておくことも大事です。親御さんが不安気な顔をしていたりピリピリしたりしていると、その緊張感は子どもにも伝わります。そして、不安感が増して余計に泣いたりぐずったりしてしまいます。

実際、入園式会場に着いて親御さんと離れる瞬間は泣いてしまっても、他の楽しそうな子供を見たり場の雰囲気に慣れてきたりすれば自然と泣き止むことがほとんどです。

あまり神経質にならずに、子供の門出の日を楽しむようにしましょう。「もしも泣いたりぐずったりしても数年経てば思い出のひとつになる」というくらいのゆとりがちょうど良いかもしれませんね。

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