年末は、一年の中でもイベントが多く忙しい時期。そんな中、大掃除は手間も時間もかかって面倒と思う人が少なくないでしょう。
今回は、そんな大掃除を効率的にする「大掃除の順番」や「場所別の掃除方法」、「スケジュールの組み方」をご紹介します。
大掃除のおすすめの順番と場所別の掃除方法
大掃除は「汚れがひどい場所」「時間がかかりそうな場所」から手を付けるようにしましょう。キッチンや水回りといった汚れが溜まりやすく手間がかかるところを先に片づければ、その後の掃除はどんどんラクになります。また、すぐに汚れが落ちなくても、時間に余裕があるために焦らずに済みます。
次の順番で大掃除を進めるようにしてみましょう。
1.キッチン
油や焦げ付きなど落ちにくい汚れが多いキッチンは、換気扇やコンロ周りから掃除しましょう。洗剤につけ置きすれば、汚れが取りやすくなります。その間に、電子レンジやオーブンの中、冷蔵庫の中をキレイにすると効率アップにつながります。
2.バスルーム
換気扇のホコリを取り、その後、カビに直接カビ取り剤をつけ置きましょう。同時に排水口にパイプクリーナーをかけておけば、さらに効率的です。時間を置いている間に、洗面所を掃除してください。つけ置き後に、鏡や水栓周り、壁、ドアの通気口部分を洗い、最後に床を掃除します。
3.洗面所
排水口にパイプクリーナーをかけて、つけ置きします。その間に、換気扇のホコリを取り、鏡や洗濯機周りなどをキレイにしていきます。洗面台の小物類は脇によけて、水垢やホコリなどを掃除しましょう。
4.トイレ
最初に換気扇を拭いてください。その後、トイレマットやトイレカバーなどのファブリック類を洗濯機へ。その間に、床や便器などをキレイにしましょう。便器に茶色い尿石が染みついている場合は、洗剤をつけたトイレットペーパーなどで湿布して放置すると取れやすくなります。
5.玄関
靴箱の中から掃除を始めましょう。汚れを掃き出したあとに拭いてください。その後、玄関のゴミやホコリを取り、床をキレイに。ドアやポスト、玄関の外回りも合わせて掃除しましょう。
6.リビング・居室・廊下
掃除の原則「上から下へ」に従い、天井や照明などのホコリを落とします。カーテンレールや棚の上なども忘れずに。レースカーテンは網戸や窓に触れて汚れやすいため、洗濯してください。いつもは後回しにしがちな窓やベッド・ソファの下、クローゼットの中もキレイにします。最後に床に掃除機をかけ、拭き掃除をして完了です。
7.ベランダ
箒で掃いてゴミを取った後、水とデッキブラシで汚れを落としましょう。排水口周りはゴミが溜まりやすいところなので、要チェックです。
大掃除を効率良く終わらせるためのスケジュールの組み方
大掃除は一気にやろうとすると、とても大変。また、手当たり次第に行うと、二度手間になってしまうことも……。大掃除を効率よく終わらせるためには、スケジュールを組んで計画的に行うことが必要です。
1.大掃除を終わらせる日を決める
まず決めたいのは、大掃除を終わらせる日。ゴミの収集日、帰省など年末の予定を考慮して決めましょう。
2.掃除場所と掃除内容を書き出す
続いて、掃除する場所と掃除内容を書き出しましょう。その際、TODOリストとしても使えるよう、具体的かつ5~15分で終わるぐらいの細かさで書くのがコツ。
例えば、「リビングを掃除する」と書くよりも、「リビングの照明のホコリを取る」「リビングの窓を拭く」などです。こう書いておけば、何をすれば良いか迷わなくなります。また、達成感を得やすくなり、大掃除のモチベーションアップにつながるでしょう。
3.掃除の順番を決める
前章を参考に、掃除の順番をざっくりと決めましょう。細かく決めようとすると時間がかかるため、おおよそで構いません。
4.掃除の時間帯を決める
「平日の朝1時間掃除する」など掃除する時間帯を決めて、そこに掃除内容を当てはめていきましょう。そうすると、自ずといつから掃除を開始したら良いかが見えてきます。
大掃除はスケジュールを組んで効率的に!
年の瀬に慌てないためにも、大掃除はスケジュールを組んで効率的に行いたいもの。キッチンや水回りなど汚れがひどくなりがちなところから始め、いつもの掃除では手が回らないところを重点的にキレイにするのがポイントです。
ご紹介した大掃除のコツやスケジュールの組み方を参考に、大掃除を効率的に終わらせましょう。
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