節電に効果的！エアコンを使わずに蒸し暑い部屋を涼しくする5つの方法

なんだか部屋が蒸し暑い。
けれど、冷房を付けっぱなしにしていると身体にはこたえるし、電気代も気になる……。

今回はそんな方に、できるだけエアコンを使用せずに蒸し暑い部屋を涼しくする方法をご紹介します。

1. 換気する

最も簡単で効果的な方法です。同時に2か所以上の窓を開け、室内の空気が流れるようにしましょう。熱気だけではなく、湿気も外に出すことができます。部屋の扉も開けて、空気を循環させるようにしてください。換気扇を回すのも有効です。

2. 扇風機を回す

換気しながら扇風機を使うと、より効果的に熱気を外へ出すことができます。ポイントは、扇風機を上に向けて回すこと。これは、熱い空気ほど上に溜まるからです。さらに、凍らせたペットボトルを扇風機の近くに置いてください。すると、ペットボトルからの冷気が扇風機の風に乗って部屋を循環。冷風機同様の効果を期待できます。

3. カーテンを閉める

カーテンを閉めることで、窓からの直射日光を防ぎます。特に日差しが強い日中や外出時は、カーテンを閉めておくことで室温の上昇をやわらげることができます。なお、在宅時に窓を開けている場合、カーテンを閉め切ると風の通りが悪くなってしまうため、注意してください。完全には閉め切らず、両サイド数センチは開けておくようにしましょう。

4. すだれを活用する

カーテンと同じく、窓から入る直射日光を防ぎ、部屋の温度が上がるのを抑えます。ホームセンターや100円ショップなどで安価で購入でき、手軽に取り付けられるため試す価値ありです。

5. 断熱シートを窓に貼る

断熱シートとは、窓に貼り付けることで熱を遮るフィルム状のシートのこと。こちらも、ホームセンターや100円ショップなどで安価で購入できます。なお、断熱シートには室内の温度を保つ効果がありますので、夏は暑さ対策、冬は寒さ対策にもなるアイテムです。

部屋が蒸し暑くなる一番の原因は、熱がこもってしまっていることにあります。在宅時にも窓や扉を閉め切ったままにしていませんか？季節が夏に向かうにつれ部屋の温度が上昇するのは仕方ありませんが、窓や扉を閉め切ると空気の流れが滞り、熱気がこもりやすくなるのです。これを解決するためには、ご紹介したように、空気の循環を積極的にすると良いでしょう。

その他にも、部屋の中にある冷蔵庫やテレビといった家電製品が蒸し暑さの原因にあげられます。熱を放出している家電製品を放置していると、必然的に部屋の温度は上昇します。冷蔵庫などは常時稼働させなければいけませんが、例えばテレビやパソコンなどについては、使用時以外にはこまめに電源を切るようにするのもおすすめです。

部屋の中でも熱中症を発症してしまう恐れがありますので、どうしても暑いときには我慢しないでエアコンを使用するようにしてください。エアコンを使用する前に今回ご紹介した蒸し暑さ対策を実践しておくと、部屋の温度は下がり電気代を節約できます。

効率良く節電しながら蒸し暑さ対策に取り組み、この夏を快適に過ごしましょう。