床掃除は梅雨の時期がおすすめって本当?その理由と正しい掃除方法を解説!
雨が多く、ジメジメする梅雨。ネガティブなイメージが強いですが、実は床掃除に最適なシーズンなのをご存知でしょうか?
今回は、梅雨に床掃除がおすすめの理由と床の正しい掃除方法を解説します。ダニが発生しやすい夏になる前に床をスッキリ掃除しておきましょう。
床掃除が梅雨の時期におすすめの理由
梅雨が床掃除に最適な理由は「湿度の高さ」です。床掃除にとって、梅雨時の湿度の高さは以下の3つのメリットをもたらします。
1.湿度が高いと、ホコリが舞い上がりにくくなる
掃除機を使うと、その排気でホコリなどが空気中に舞い散ります。特に小さな子どもがいる場合には気をつかうもの。しかし、湿度が高いとホコリが空気中の水分を吸って重くなるため、舞い上がりにくくなります。
2.湿気で静電気の発生を抑えられ、ホコリが取りやすくなる
ホコリは天井や壁にも付いていますが、それは静電気が原因。湿気が多いと静電気の発生が抑えられ、ホコリがくっ付きにくく、取りやすい状態になります。
3.湿気で汚れが落としやすくなる
足からの汗や垢、食べこぼしなどがまざってできる黒っぽい汚れ。こうした汚れは、湿度が高いと空気中の水分を含んで落としやすくなります。
【床の素材別】梅雨の床掃除の正しい方法
ここからは床掃除の正しい方法をご紹介します。
床掃除では、最初に天井と壁のホコリを落とすことが基本。天井と壁にホコリが付いたままだと、「掃除したばかりなのに、すでにホコリが落ちている……」ということになりかねません。
天井と壁のホコリを落とすには、伸び縮みするハンディモップを使うのがおすすめです。軽く撫でるようにホコリを取りましょう。家電周りは静電気でホコリが溜まりやすいので、入念に。家具の上のホコリも軽く拭き取ってください。なお、天井や壁を掃除するときにはマスクをすると良いでしょう。
また、床掃除の際には、窓やドアは閉じておいてください。外から細かな土埃が入ってきたり、ゴミが舞い上がったりします。
【フローリング】
まず、ドライタイプのシートを使ったフロアモップなどでホコリやゴミを集めます。梅雨時は湿気が多いため、乾拭きでOK。部屋の隅やふちはホコリやゴミが溜まりやすいので、念入りに。
ソファや家具の下など毎日の掃除でスルーしがちな場所もしっかり掃除しましょう。その後、集めたホコリやゴミを掃除機で吸い取ります。
ベタベタしている場所は、床用の洗剤や重曹液をスプレーして拭き取ってください。重曹液は水100mlに対して小さじ一杯程度が目安。スプレーボトルに入れて使いましょう。重曹は油分を分解するため、ベタつきをキレイにできます。
なお、フローリングの素材によっては、水拭きNGのものも。注意しましょう。
【畳】
畳にダメージを与えないよう、掃除機を畳の目に沿ってかけましょう。「畳モード」がある掃除機の場合は、「畳モード」にすることを忘れずに。和室に掃除機をかける際には、敷居や押し入れの床も同時にかけてください。敷居と襖の隙間にホコリが溜まっていたら、ティッシュなどで取りましょう
続いて、畳の目に沿って雑巾で乾拭きします。水拭きはカビの原因になるため、基本的には避けましょう。汚れが気になる場合に限り、固く絞った雑巾で水拭きしてください。
【ビニル床】
掃除機をかけて、目立つホコリやゴミを掃除しましょう。その後、濡らした雑巾もしくはウェットタイプのフロアシートを使って床を拭いてください。
水拭きで取れない黒ずみには、重曹を使うのがおすすめ。気になる黒ずみに重曹をかけ、雑巾でやさしく拭き取りましょう。黒ずみが取れたら、水拭き→乾拭きをしてください。
脱衣所の床を掃除する際には、洗濯機の下の防水パンもキレイにしましょう。目に見えるホコリや髪の毛などをティッシュで取り、ハンディモップで乾拭きしてください。
梅雨の時期に床掃除すれば、ダニ予防にも効果的!
梅雨の時期は湿度が高いため、床掃除には最適なシーズンです。また、日本では梅雨時から夏にかけてダニが一気に繁殖する傾向にあります。この時期に掃除をしっかりしておけば、ダニが繁殖しづらい環境を作ることができ、予防にも効果的。
ぜひ梅雨の時期に床掃除をしてみてください。
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