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住まいの基本知識

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初めての観葉植物。初心者におすすめの観葉植物と失敗しない育て方のコツ

毎日の生活に潤いを与えてくれる観葉植物。一年を通して楽しめて、インテリアとして彩りを添えてくれます。ただ、いざ観葉植物を購入しようとしても、「忙しくて世話ができる気がしない……」「すぐ枯らしてしまいそう……」と躊躇ってしまう人も多いでしょう。

そこで今回は、そんな初心者さんでも失敗しない観葉植物の基本的な育て方とおすすめの観葉植物をご紹介します。

観葉植物の基本的な育て方。押さえておきたい4つのポイント

観葉植物の育て方において押さえておきたいポイントは「水やり」「日当たり」「温度」「風通し」の4つ。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

・育て方ポイント①水やり

水やりは、土が乾いてから行いましょう。水は、植物が光合成で栄養を作り出したり、土の栄養素を根から吸収したりするときに必要なもの。しかし、水をあげすぎて土が常に濡れている状態だと、酸素を吸収できずに根腐れしてしまうため、注意しなければなりません。

土の表面を確認し、乾燥していたら水やりをすればOKです。ただし、四季によって植物の成長具合や土の乾き具合が異なるため、季節に合わせて水やり方法を変えてみるのが良いでしょう。

 

【夏の水やり】

観葉植物は熱帯や亜熱帯原産のものが多く、夏によく成長します。また、夏は土から水が蒸発しやすいため、1日1~2回程度水やりをしましょう。水やりのタイミングは「気温が高い時間帯」や「高くなる前の時間帯」を避け、早朝か夕方以降がおすすめです。

 

【春・秋の水やり】

春・秋は、基本通りに土の表面が乾いていたら水やりをしましょう。

 

【冬の水やり】

冬は植物の成長が遅くなったり、止まったりします。水やりは少な目を意識し、土の表面が乾いてから数日後にするようにしましょう。寒さが厳しい時期は土内部の水分が凍り、根を痛めてしまうことがあるため、夜の水やりは避けた方が無難です。

 

・育て方ポイント②日当たり

観葉植物は、一般的に室内で育てやすいものが販売されているため、日陰に強いものが多いです。だからといって日に全く当てないのも良くありません。強い日差しや直射日光を避け、柔らかく日が当たるような場所に置くのが基本です。

なお、直射日光が当たると、葉が黄色や白、茶などに変色する「葉焼け」の状態になり、枯れてしまうことがあります。特に日差しが強くなる夏場は注意しましょう。

日が当たってしまう場所に観葉植物を置きたい場合は、レースカーテンなどで遮ってください。

 

・育て方ポイント③温度

観葉植物が枯れないようにするには、温度の管理も重要です。観葉植物は、熱帯や亜熱帯といった暑い地域が原産のものが多く、暑さには強い反面、寒さには比較的弱い傾向にあります。品種ごとに耐えられる温度は異なりますが、室温が10℃程度あればおおむね問題ありません。気温が下がってきたら、玄関や窓辺といった温度が低くなりがちなところを避け、できるだけ暖かいところに置くようにしましょう。

ただし、近年では地球温暖化により真夏日が増えています。暑さに強いとはいえ、温度が高すぎると植物も夏バテをしてしまうことがあるので、夏はエアコンをつけている部屋に置くと良いでしょう。

 

・育て方ポイント④風通し                                                                                                      

意外と見落としがちなのが「風通し」。風通しが悪いと、観葉植物の土が乾きにくく、根腐れしやすくなります。カビや雑菌、害虫の発生につながることも。部屋を定期的に換気するサーキュレーターやエアコンを活用し、室内の風通しを良くしましょう。

その際に気を付けたいのが、サーキュレーターやエアコンの風が観葉植物に直接当たらないようにすること。特にエアコンの風はとても乾燥しているため、観葉植物にとって大きなストレスとなります。

初心者におすすめ!育てやすい観葉植物6選

観葉植物は、「乾燥に強い」「寒さ・暑さに強い」「日差しに強い」「日陰に強い」など、品種によってさまざまな特性があります。ここからは、あまり手間がかからず、初心者さんでも育てやすい観葉植物をご紹介しましょう。

 

・パキラ

放射状に広がる5枚1組の葉がスタイリッシュなパキラ。生命力が旺盛で、病気になりにくい観葉植物です。寒さに強いので、室温が5℃くらいまで下がっても堪えられます。日陰にも強く、日が差し込みにくい場所に置けるのも魅力です。

ただ、あまりに日を浴びないと、徒長(とちょう)しやすくなります。徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に伸びること。枝がひょろひょろになったり、葉っぱの色が薄くなったりするため、定期的に明るい場所に置いて日光浴させましょう。

 

・シェフレラ

楕円形の葉っぱが可愛らしいシェフレラは、乾燥や寒さ、日陰に強く、どんな環境でも育てやすいのが観葉植物です。水をやりすぎると徒長しやすいので、土がしっかり乾くのを待って水やりしましょう。

なお、シュウ酸カルシウムを含んでいるため、口にすると炎症や嘔吐を引き起こすことがあります。特にペットを飼っている場合は、注意しましょう。

 

・サンスベリア

多肉植物の一種であるサンスベリア。土から葉っぱがシュッと生えている見た目は、インテリアとして部屋を上品に演出してくれます。乾燥に強く、水やりは少な目でOKです。

原産地が赤道近くのサンスベリアは湿気と寒さに弱いため、10℃以上をキープできる通気性の良い場所に置きましょう。

 

・アイビー

ハート形・星形・丸型といったように葉の形がバリエーションに富んでいるアイビー。伸びたツルが特徴的で、置くだけでなく、上から吊るして楽しむこともできます。乾燥にも暑さ・寒さにも強く、日差しが少なくても丈夫に育つほど、生命力が強く丈夫な観葉植物です。

注意点としては、毒性物質を含むため、ペットが口にすると下痢や嘔吐などの症状が出ること。ペットを飼っている場合は、くれぐれも気を付けてください。

 

・モンステラ

切れ目の入った葉が特徴的なモンステラ。生長が早く、変化を楽しむこともできます。乾燥に強く、耐寒性があり育てやすい観葉植物です。冬は室温が5℃以上あれば問題なく、水やりも控えめで構いません。

一方、強い日差しには弱いところがあるため、特に春から秋にかけては直射日光が当たらないような場所に置くようにしましょう。

 

・ガジュマル(幸せの木)

「幸せの木」とも呼ばれるガジュマルは、土から生えた個性的な根が特徴。生命力が旺盛で、枯れにくく、しっかり日を浴びていれば病気にもなりにくい観葉植物です。

寒さにはあまり強くないため、冬は暖かい場所に置きましょう。また、日差しには強いですが、夏の強烈な直射日光は避けるようにしてください。

観葉植物でリラックスできる空間作りを

インテリアとして人気の観葉植物には、気持ちを落ち着かせてくれたり、空気をキレイにしてくれたりする効果があります。リビングや書斎に観葉植物を置き、よりリラックスできる空間を作ってみてはいかがでしょうか。

「今まで観葉植物を買ったことがない」「すぐ枯らしてしまう」という初心者さんも、今回の内容を参考にして観葉植物を生活に取り入れてみてください。

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