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住まいの基本知識

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暑い夏は室内も危険!おうちでできる熱中症対策

扇風機

近年は猛暑のために熱中症になる人が続出しています。熱中症といえば、屋外のイメージが強いですが、室内でも対策が急務。

そこで今回は「おうちでできる熱中症対策」をご紹介します。

水分補給する女性

熱中症の約20%~30%が室内!おうちでも小まめに水分補給を!

「室内なら直射日光が当たらないので大丈夫」との考えはとても危険!実は、熱中症の約20%~30%が室内で起きているのです。

 

暑さや体調の変化を上手に表現できない小さい子どもや、暑さを感じにくい高齢者がいる家庭では特に要注意。室内の温度や湿度をチェックして、快適な環境を保つようにしてください。

なお、熱中症になりやすいのは、温度が28℃以上、湿度が80%以上のとき。室内でも以下のエリアは高温多湿の傾向にあり、熱中症になる危険性が高い場所といえます。

・浴室
・キッチン
・トイレ
・リビング

 

例えば、キッチンやトイレでは「窓を開ける」「小型扇風機を置く」などして、空気を循環させる工夫を施しましょう。

そして、熱中症対策として欠かせないのは、やはり小まめな水分補給です。就寝前と起床後にはコップ1杯の水を飲みましょう。人間は一晩で約180ml~320mlの汗をかくといわれていることから、夜間トイレに行きたくないために水分を控えると、熱中症リスクが高まります。枕元に常温の水分を常備しておくと良いでしょう。

昼寝のときや入浴時も同様に、寝る前と起きた後、入浴前後にそれぞれコップ1杯の水を飲むことを習慣にしてください。電解質と適度な糖分を含んだ飲料で水分を補給するのもおすすめです。

エアコンの風

高温多湿になりやすい?マンションの熱中症対策

なお、その気密性の高さから、高温多湿になりやすいマンションもあります。しかし、常にエアコンを動かし、室温・湿度を調整しておけば必要以上に熱中症を恐れることはありません。

 

また、直接日光が差し込む部屋では、日中でも遮光カーテンを閉めておくことで、室温の上昇を抑えてくれます。ベランダに打ち水をすることも熱中症対策として有効です。

熱中症対策を積極的に取り入れて快適な夏を

室内でも熱中症対策は必要です。「空気を循環させる」「常時エアコンを動かす」「直射日光が当たるのを避ける」といった室温や湿度を上げないための熱中症対策を積極的に取り入れて、快適な夏を過ごしましょう。

この記事を書いた人

高橋和子

掃除コンサルタント

整理収納・家事代行を手掛ける「フェリシア ラボ」代表。主婦歴25年の経験と、8回の転勤と10年間の両親の介護経験を生かして、女性の目線で「きれい収納」を提案。整理収納とエコ掃除術で日常生活をサポートしている。平成24年9月、一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を設立。整理収納・片付けの資格講座を開講中でリカレント(生涯学習)教育の推進している。テレビや新聞など、メディア出演実績も多数。

公式HP: http://felicia-lab.jp

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