リビングの雰囲気別！失敗しないカーテン選びのコツ

リビングのカーテンには、そこに住む人のセンスが表れます。というのも、カーテン選びによってリビングの印象は大きく変わるからです。カーテン選びに失敗してしまえば、リビングの空間演出は台無しになってしまうと言っても過言ではありません。

そこで今回は、リビングの雰囲気別に失敗しないカーテン選びのコツを解説します。

まず、リビングの雰囲気に合った色や柄を選ぶ前に、カーテンの種類をチェックしましょう。

・左右に開閉するタイプ（カーテン、縦型ブラインドなど）
掃き出し窓やテラス窓のように出入りする機会が多い窓に適しています。

・上下に開閉するタイプ（横型ブラインドやロールスクリーンなど）
上部に収まるため、リビングがスッキリして見えます。小窓用には、カフェカーテンやタペストリーのような目隠しや装飾性を持たせた固定式などもおすすめ。

・注目の「ファブリック製品」
最近では、さまざまな機能を備えた「ファブリック製品」が注目を集めています。

例えばウォッシャブル機能を備えたファブリックなら、家庭で洗濯できるので、小さな子どもやペットのいる家庭におすすめ。遮光機能付なら、夜間の光漏れ防止やUVカットにも効果的です。他にも、タバコやペットのにおいを除去する消臭機能、炎の拡大を防ぐ防炎機能などもあります。

カーテンを付ける窓の場所や大きさ、目的などを考慮して種類や機能を選ぶようにしましょう。

では、ここからはリビングの雰囲気別に、選ぶべきカーテンをご紹介します。

１．ナチュラルスタイルのリビング
綿や麻などの天然繊維か自然な風合いを残した化学繊維が適しています。生成り色や茶色・グリーンなど自然本来の色を生かしたアースカラーがおすすめです。

２．北欧スタイルのリビング
カラフルでポップな柄を選ぶと、雰囲気を出しやすくなります。また、大胆でユニークな草花、風景を描いたカーテンを選べば、リビングのスタイルとあいまってアート感覚を楽しめるでしょう。

３．シンプルスタイルのリビング
質感を抑えたフラットな素材のカーテンを選びましょう。白や明るいベージュ、グレイなど、軽さを感じさせる色を使うと清潔感がアップします。縦のラインを強調したバーチカルブラインドなどは、シンプルなリビングと調和しやすいでしょう。

４．エレガントスタイルのリビング
光沢のあるやわらかい素材のカーテンを選びましょう。ベージュやピンク、赤みがかった茶色などの淡い色みを使うと、軽やかさと上品さを演出できます。カーテンのヒダをたっぷりとったり、タッセルもボリュームのある房にしたりすると、よりフェミニンな印象に。

５．モダンスタイルのリビング
ハリ感や光沢のある素材のカーテンを選びましょう。白、グレイ、黒などの無彩色やメタリックカラーのプリントはクールな印象に。他にも、ウッド調の横型ブラインドもおすすめです。

カーテン選びで大切なのは、素材や色がリビングのインテリアスタイルに合っているかどうかです。なお、実際に購入する際は、小さなサンプルではなく、お店に吊ってある状態で確認するようにしてください。同じ色であっても、その面積で感じ方が変わります。

リビングのカーテンを選んだら、ラグやソファ、クッションカバーを同系色にすると、まとまりある空間が完成します。ぜひ、リビングの雰囲気に合わせたカーテン選びを楽しんでみてください。