【京都市下京区】観光都市・京都の玄関口がある京都市下京区は子育て世代にとって暮らしやすいのか?
京都の玄関口である京都駅を中心とし、京都水族館や京都鉄道博物館などさまざまなお出かけスポットが点在する京都市下京区。このエリアは、1年中国内外からの観光客で賑わう街です。その暮らしやすさはどのようなものなのでしょうか。
交通アクセスや定番スポット、子育て環境など、子育て世代が気になるポイントについて調べてみました。
京都屈指の好アクセス!下京区の利便性は抜群!
京都市下京区は、京都市内でも屈指の好アクセスを誇ります。JRは梅小路京都西駅と丹波口駅、京都市営地下鉄は五条駅、四条駅、阪急電鉄は烏丸駅、京都河原町駅、さらに“嵐電”の愛称で親しまれている京福電気鉄道の四条大宮駅があります。中でも、京都の玄関口である京都駅はJR線(新幹線、在来線)、地下鉄(市営烏丸線)、私鉄(近鉄京都線)を合わせて8路線が乗り入れており、1日の乗降者数は約70万人にも上ります。
下京区には、この京都駅を中心に多彩な商業施設が広がっています。伊勢丹の関西地区進出第1号店「ジェイアール京都伊勢丹」、八条口すぐに位置する「京都アバンティ」、駅から徒歩約5分の「イオンモールKYOTO」のほか、駅ナカには「ポルタ」や「The CUBE」などの専門店街も。ファッションモールだけでなく、「ビックカメラJR京都駅店」「京都ヨドバシ」など暮らしに便利な大型家電量販店、グルメ、家電、書店と京都駅周辺で揃わないものはないといえるほどバラエティ豊かなのです。
ファミリー層向けの食料品スーパーも多数。イオンモールKYOTO内にある「KOHYO」、地下鉄の駅ナカ「コトチカ京都」の成城石井をはじめ、区内には大小さまざまなスーパーが密集しています。
京都市下京区にある定番の子連れスポット5選
京都市下京区には、子どもと一緒に訪れたいおすすめスポットが盛りだくさんです。
1. 京都水族館
オオサンショウウオや京の海を再現した大水槽をはじめ、見どころがいっぱいの水族館。イルカのパフォーマンスやフィーディングプログラムなども開催されています。授乳やオムツ交換ができるベビー休憩室を完備。
・所在地:京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
・アクセス:京都駅から徒歩約15分
・営業時間:年間カレンダーを参照(https://www.kyoto-aquarium.com/img/about/pdf_calender2020.pdf)
・料金:大人(大学生含む)2,200円、高校生1,700円、中・小学生1,100円、幼児(3歳以上)700円
・公式サイト:https://www.kyoto-aquarium.com/index.html
2.京都鉄道博物館
53両の展示車両、オペレータースタッフによる臨場感あふれるアナウンスが見どころのジオラマ、蒸気機関車「SLスチーム号」の乗車体験など、電車好きの子どもなら夢中になること間違いなし。授乳室、ベビーカーの貸し出しサービス、キッズパークなどが充実しています。
・所在地:京都府京都市下京区観喜寺町
・アクセス:JR京都駅から徒歩約20分
・営業時間:10:00~17:30(入館は17:00まで)
・休館日:毎週水曜日(詳細は公式サイトを参照)
・料金:一般1200円、大学生・高校生1000円、中・小学生500円、幼児(3歳以上)200円
・公式サイト:http://www.kyotorailwaymuseum.jp/
3.梅小路公園
約13.7ヘクタールもの広大な面積に四季折々の花と緑が広がる都市公園。「芝生広場」や「河原遊び場」など、子どもが思いっきり身体を動かして遊べるエリアがあります。なお、災害時の避難場所に指定されています。
・所在地:京都市下京区観喜寺町56-3
・アクセス:京都駅から徒歩約15分
・公式サイト:http://www.kyoto-ga.jp/umekouji/
4.西本願寺
古都京都の文化財のひとつとしてユネスコ世界遺産に登録されている浄土真宗本願寺派の総本山。歴史的にも文化的にも価値の高い20余りの名建築が建ち並んでいます。子どもが幼いころから歴史的建造物を身近に感じられる点が古都の観光地に「住む」魅力です。
・所在地:京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町 本願寺内
・アクセス:JR京都駅から徒歩約15分
・拝観時間:5:30~17:00
・公式サイト:https://www.hongwanji.or.jp/
5.東本願寺
御影堂や阿弥陀堂など重要文化財に指定された6棟をはじめ、数々の歴史的建築物が点在しています。
・所在地:京都市下京区烏丸通七条上ル
・アクセス:JR京都駅から徒歩約7分
・開門・閉門時間:5:50~17:30(3〜10月)、6:20~16:30(11〜2月)
・公式サイト:http://www.higashihonganji.or.jp/
子育てしやすい環境が整っているのも京都市下京区の特徴
子育てしやすい環境が整っているのも下京区の大きな特徴のひとつ。区内には数多くの保育施設、7つの私立保育園、8つの公立小学校があり、西本願寺系列など仏教に基づいた教育を実践するところも多くみられます。
京都市では全区役所に「子どもはぐくみ室」が設置されており、下京区役所でも子育て支援サービスの紹介、手当や保育園の申込みなど子どもに関わるさまざまなサービスの手続きを一元的に行っています。ウェブサイト「下京子育て応援情報」では、お悩みや疑問ごとに、対応する施設やサービスが紹介されていて便利です。
また子どもの福祉医療費支給制度に関しては、医療費の支払い自己負担額が0~2歳までは1医療機関につき通院・入院それぞれ月200円、3歳~中学校3年生までは通院1,500円、入院200円となっています。
武田病院、新京都南病院、京都市立病院と、24時間・365日いつでも診察してもらえる24時間救急体制の病院が多い点も小さな子どもを持つ家庭が安心して暮らせるポイントでしょう。
京都市下京区は、子育て世代が心地良く暮らせる街!
観光の街というイメージが強いですが、京都市下京区は実は子育て世代が心地良く、便利に暮らせる街でもあります。
観光地ならではの景観の良さ、治安の良さ、京都駅の抜群のアクセスの利点などが「下京区ならでは」のポイントです。
これから住む街を探している方は、京都市下京区も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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