【守山市】助成金も受けられる!?「市民参画制度」で、市民が主役のまちづくりを

いつも暮らしている街について「もっとこうなればいいのにな」と思ったことがある人は多いはず。

「自分たちの街のことなんだから、自分たちも街づくりに参加したい！」
そんな思いを抱いている人におすすめしたいのが、滋賀県守山市です。守山市には市民参画制度が設けられているので、守山市の街づくりに市民も参加することができるのです。
今回はそんな市民参画制度も含めた、守山市の街づくりについてご紹介します。

守山市は、「より住みよい街、より個性豊かで魅力的な街にしていくためには、市民の協力が必要不可欠」だと考えています。その思いから、市民参画制度が設けられました。

市民が行政に参加できるとはいっても、中には表面上だけで結局深く関わることはできないケースもあります。しかし、守山市はそうならないよう、さまざまな場面、さまざまな方法で市民が街づくりに参加できる体制を整えています。

例えば市民参画の対象となるものとしては、次のようなものがあげられます。

・基本構想・基本計画の策定・変更（総合計画の基本構想・基本計画、環境基本計画など）
・基本方針を定める条例の制定・改廃（環境基本条例、観条例など）
・市民に義務を課し、権利を制限する内容の条例の制定・改廃（廃棄物の減量及び適正処理並びに環境美化に関する条例など）
・市民生活に重大な影響を及ぼす条例の制定・改廃（情報公開条例、個人情報保護条例など）

参加方法も審議会の設置やアンケートの実施、市民ワークショップ、市民説明会、パブリックコメント、市民100人委員会などさまざまなので、多くの市民が参加しやすくなっています。

「もっと具体的に街づくりに参加したい」「自分たちで独自に活動したい」という人には、守山市市民提案型まちづくり支援事業の活用がおすすめです。

守山市市民提案型まちづくり支援事業では、ボランティア団体やNPO団体など、公益活動団体が自発的に行うまちづくり活動を積極的に支援しています。申請書類とプレゼンテーションの結果によって採択されたもののみとなりますが、事業の内容に応じて15万円～50万円を上限として助成が受けられるのです。

助成金というと企業や大規模な団体をイメージすることも多いものですが、守山市市民提案型まちづくり支援事業ではボランティア団体などでも審査に合格すれば支援が受けられるので、誰でも参加しやすいといえます。

自分たちが暮らす街のために何かしたい……そう思ってはいても、何から始めていいのかわからないという人たちにおすすめなのが、守山市民活動手引書「もり・まっち」です！

守山市民活動手引書「もり・まっち」には、守山市の魅力や街の様子、各団体の説明、活動の始め方のポイントなど、これから市民活動を始めたいという人にぴったりの情報がたくさん詰まっています。市民活動の助けになる耳寄りな情報や一部団体の活動スケジュール、現在活動している・メンバーを募集している団体の情報なども掲載されているので、あと一歩が踏み出せない人の後押しもしてくれるでしょう！

「ここが不便だな」「もう少しこうなればいいな」

普段の生活の中でいろいろと思うことはあるかもしれませんが、それを実際に街づくりに反映させるのは難しいものです。

守山市ならそういった思いを行政に届けやすく、また自分たちで活動を行いやすくなっているので、自分たちの街を自分たちで作っていきたいと考えている方におすすめですよ。