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住まいの基本知識

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掃除コンサルタント流!マンションの結露対策6選

これから寒くなってくると、気になるのが結露

窓から滴り落ちるほどの結露であれば、フローリングの床材が傷んだり、大量のカビが発生したりして健康を害する恐れもあります。

住まいにとって、結露はまさに「天敵」といえるでしょう。

そこで今回は、マンションの結露対策についてご紹介します。

なぜ、結露は起きるの? 結露を発生させやすい4アイテム!

暖かい室内の空気が冷たい窓ガラスなどに触れると、寒暖差によって空気中の水蒸気が水分に変わり、結露が生じます。冷たい飲物を入れたコップの表面に水滴が付くのと同じ原理です。

 

結露は「北側の部屋」や「空気の流れが少ない場所(クローゼットなど)」で起こりやすい傾向にあります。

また、空気中の水蒸気が過多状態にあると、結露を生じやすくなります。以下のものは水蒸気を多く発生させるため、注意しておきましょう。

 

・ガスストーブ
・加湿器(過度な使用をやめる)
・部屋干しの洗濯物
・観葉植物(結露の出やすい場所に置くのは避ける)

気密性の高いマンションだからこそしたい6つの結露対策

なお、気密性の高いマンションは、一般的に結露が発生しやすいといわれています。ただ、対策をきちんと施せば、結露を防ぐことは可能です。

 

1.窓の内側に「窓ガラス断熱フィルム」を貼る
窓ガラス断熱フィルムには、小さな空気のクッションが織り込まれていて、窓ガラスから伝わる外の冷気を室内の空気に直接触れさせません。暖房効率もアップできて、一石二鳥です。

 

2.窓ガラスの下部に「結露吸水テープ」を貼る
窓枠や床に水たまりができるのを防ぎます。結露で濡れたまま放置するとカビが発生するため、カビ防止にもつながります。

 

3.換気をこまめにする
晴れた日には窓を開け、クローゼットや押し入れを全開にして換気すると、部屋全体の湿気を取り除くことができます。

 

4.浴室か台所の換気扇を常に回しておく(就寝中以外)
機密性の高いマンションでは、結露を防ぐのに有効です。また、お風呂のフタは開けっ放しにせず、閉めておくようにしましょう。

 

5.窓ガラスに扇風機やサーキュレーターの風を当てる
湿気を含んだ空気を窓ガラス付近に停滞させず、空気の流れを作ります。

 

6.除湿器を使用する
結露を防ぐ定番の方法です。

結露対策は、ひとつひとつの積み重ねが大きな効果に!

結露を防ぐためには、窓に断熱フィルムや吸水テープを貼ったり、換気をこまめにしたりするなど、ひとつひとつの対策を積み重ねていくことが大切です。

 

しっかりと結露対策をして、冬の季節も爽やかに過ごしましょう。

この記事を書いた人

高橋和子

掃除コンサルタント

整理収納・家事代行を手掛ける「フェリシア ラボ」代表。主婦歴25年の経験と、8回の転勤と10年間の両親の介護経験を生かして、女性の目線で「きれい収納」を提案。整理収納とエコ掃除術で日常生活をサポートしている。平成24年9月、一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を設立。整理収納・片付けの資格講座を開講中でリカレント(生涯学習)教育の推進している。テレビや新聞など、メディア出演実績も多数。

■HP: http://felicia-lab.jp

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