やりたくない大掃除ナンバー1？窓ガラスをムラなくキレイにする簡単掃除術

もうすぐ大掃除の季節。自宅を一気に掃除するのは大変ですが、その中でも重労働なのが窓ガラスの掃除です。寒い時期の窓拭きは「やりたくない大掃除ナンバー1」かもしれませんね。

そこで今回は、できるだけ短時間で窓ガラスをムラなくキレイにする簡単掃除術をご紹介します。

「せっかくがんばって窓ガラスを掃除したのに、拭きムラがたくさん残っていてガッカリした」なんて経験はありませんか？

掃除後の窓ガラスに拭きムラができてしまうのは、汚れを理解していないことが原因のひとつ。というのも、窓ガラスは、内側と外側で付いている汚れの種類が違うのです。まずは、この違いを理解しましょう。

・窓ガラス「内側」の汚れ
主に手垢やタバコのヤニ、埃、油汚れなどです。気づきにくいですが、窓ガラスの内側には調理時の油汚れ（油煙）が思いのほか付着しています。これらの汚れは、アルカリ性の洗剤を使わないとキレイに落とすことはできません。

・窓ガラス「外側」の汚れ
主に自動車の排気ガスや埃、土、砂、花粉などです。これらの汚れは、水だけでも落とすことができます。

ここからは、窓ガラスの掃除術について具体的に見ていきましょう。併せて、網戸とサッシレールの掃除方法もお伝えします（網戸とサッシレールは、窓ガラスを拭く前に掃除してください）。

窓まわりは、明るいうちに掃除するのがベスト。暗くなってからでは、ムラや拭き残しを見落としてしまいます。

そして、効率良く短時間で掃除を終わらせるには「準備」が大切です。あらかじめ必要なモノを揃えておきましょう。

【用意するモノ】
・ゴム手袋
・雑巾数枚
・ガラス掃除用洗剤（スプレー式）
・伸縮性床用モップ
・ブラシ
・スポンジ
・ヘラ

【窓ガラスの掃除】
ガラス掃除用洗剤（スプレー式）を雑巾に吹き付け、窓ガラスの上部から拭き下ろします。このとき、窓ガラスに直接スプレーするのはNGです。液が垂れてしまい、拭き取るのに手間がかかります。

拭く際には、片仮名のコの字を描くようにすると四隅にムラが残りません。手が届かない所は、伸縮性床用モップに洗剤を付けて掃除すると便利。一方、窓の外側は水をかけて洗い流すだけでOKです。

仕上げに、窓ガラスが乾燥しないうちに乾いた雑巾で拭き上げましょう。ムラなくピカピカになります。

【網戸の掃除】
網戸も土埃で汚れています。まずは網戸の裏に新聞紙を当てて、掃除機で埃やゴミを吸い取りましょう。そのあと濡らした雑巾で拭き、乾いた雑巾で仕上げ拭きをします。

【サッシレールの掃除】
サッシレールには泥汚れが溜まっています。掃除の際、いきなり水拭きするのは避けましょう。泥汚れは、乾いている状態で掃除した方が簡単です。

まずはレールに付いた泥汚れやゴミを、掃除機のノズルを使って吸い取りましょう。泥がこびり付いている場合は、歯ブラシやヘラ、ブラシを使って汚れをはがします。そのあとレールに少量の水を流し、雑巾で拭き取ってください。

窓ガラスがピカピカになれば、気分が晴れやかになること間違いなし。今回ご紹介した方法で窓拭きすれば、ムラなく簡単に掃除が終わります。

スッキリした気分で、新年を迎えましょう。