お買い物の割引特典やスマホとのセット割も！続々登場するユニークな住宅ローン

低金利が続いている住宅ローン。
そんな中、金利だけでは差別化が難しいと考えた金融機関は、さまざまな特典やサービスを付けたユニークな住宅ローンを提供しているようです。
今回は、続々登場するユニークな住宅ローンをご紹介します。

例えば、イオン銀行の「住宅ローン」ご契約者さま限定特典 〈イオンセレクトクラブ〉」。「イオングループでのお買い物が毎日5％オフ」「毎月5の付く日はWAONポイント2倍」「公共料金決済や銀行振り込み口座指定やWAONのオートチャージでWAONポイントプレゼント」など独自の特典が付きます。

また、じぶん銀行では「au住宅ローンセット割」があります。au住宅ローンをauスマホなどのau通信サービスとセットで利用すると、毎月au WALLET プリペイドカードに500円がキャッシュバックされます（※最大5年間）。

なお、じぶん銀行以外にもインターネット銀行系では、ATM利用料や他行宛振込み手数料が無料になるサービス（規定回数分のみ）などがあるようです。

（例）

・新生銀行
http://www.shinseibank.com/powerflex/housing/column/20100113.html
・ソニー銀行
http://moneykit.net/visitor/hl/hl40.html
・住信SBIネット銀行
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i080101CT

その他、「預金金利の優遇」「買物・引っ越し割引クーポンがもらえる」「宿泊施設・レジャー・グルメ・家事代行などを会員料金で利用できる」「為替手数料が安くなる」「航空会社のマイルが貯まる」など、さまざまな特典があります。

どれがオススメかは利用者のライフスタイルによって異なるため、利用を考えている金融機関で確認してみてください。

（例）
・京都銀行
https://www.kyotobank.co.jp/kojin/loan/jyutaku/shouhin/happyeveryday/
・三井住友信託銀行
http://www.smtb.jp/personal/loan/house/coupon/

最近の住宅ローンの特徴として、団体信用生命保険（団信）の保障内容が充実しているのも見逃せません。

団信とは、住宅ローンの契約者に万が一のことがあった場合、住宅ローンの残高がゼロになる保険のこと。以前の「団信」といえば「『死亡または高度障害状態になったとき』に残高がゼロになる」という一般団信が主流でした。

しかしながら、がん（上皮内ガンを除く）・急性心筋梗塞・脳卒中などの発症時に対応した「三大疾病団信」や、三大疾病プラス糖尿病・高血圧性疾患・慢性腎不全・肝疾患・慢性膵炎などの重度の病気に対応した「八大疾病団信」なども広まっています。

これまで一般団信以外の団信に加入する場合、金利が上乗せされるケースが多かったのですが、健康状態などに問題が無ければ金利の上乗せ無しに選択できる金融機関が増えているようです。

その他にも、八大疾病以外の病気やケガで就業不能状態になった場合に対応する「全疾病保障団信」や、「奥さまの保障が付帯された団信」など保障の厚さをアピールする金融機関も登場しています。

※金融機関により同じ種類の団信でも保障内容が異なることがありますので、詳細については各金融機関のHPなどでご確認ください。

団信の保障が大きければ、「その分、保障の厚い生命保険に加入している」とも考えられることもできるため、住宅ローン選びにおいて金利以外で着目すべきポイントのひとつといえます。

基本的には金利・保障・利便性などを軸に住宅ローンを選択することになると思います。ただ、絞りきれないときには「＋αの特典」をチェックしてみてはいかがでしょうか？

キャンペーン限定で特別な特典が付くケースもあります。マンションの購入を検討するときには、住宅ローンを利用する金融機関についてもしっかり調べてみるようにしましょう。