冬の住まいの「ヒヤッ」はIoT家電で解決!快適な起床&ヒートショック防止にも
寒くなると朝布団から出るのがつらくなったり、家事や仕事のやる気が低下したり、ヒーターやこたつから動けなくなったりと、何かと気持ちが削がれてしまいませんか?
そんな季節にぜひ取り入れたいのが、エアコンをインターネットにつなげてスマホで操作できるようにするIoTシステムです。こういったシステムを導入すれば、外出先からでもスマホを使ってエアコンのオン・オフが可能に。そこで今回は、IoTシステムの便利さや具体的な活用例をご紹介します。
インターネットを介して家電を操作するIoTシステムって?
IoTとは、インターネット・オブ・シングスの略。テレビや照明などおうちの中のさまざまな電気製品を、インターネットを介して操作できるようにする仕組みを指します。
IoTシステムにはさまざまな製品があります。なかでも主流なのは、家電の電源のオン・オフやコントロールをスマホでまとめてできるようにするためのデバイスです。自宅をIoT化するとなると、「IoT対応の家電に買い換えなければならない」と思っている人は多いかもしれません。しかし、家電のメーカーや型番・年式などは関係なく、赤外線リモコンがついているものであればIoT化することができます。
起床時の部屋を快適な温度に設定!快適な目覚めを
冬の朝は、部屋が寒いと布団から出るのが億劫になりますよね。寝る前にエアコンの“入りタイマー”をかけておくこともできますが、つい忘れてしまって起床時に寒い思いをする方は多いのではないでしょうか。
そんなつらい朝にもIoTシステムが役立ちます。時間を設定してエアコンをオンになるようにしておけば、自動的に部屋が快適な温度に。寝る前に毎日入りタイマーをする必要はありません。また曜日ごとの設定もできるので、例えば仕事がある月曜から金曜は毎朝7時に、ゆっくり寝たい土日は10時にオンといった細かい設定も可能です。
家に帰った瞬間から「あったかい」を実現
外から帰っておうちに入った瞬間、部屋が寒いのもできれば避けたいところ。エアコンをつけてもすぐには温まらないので、帰宅後しばらくは寒い思いをしなければならないからです。
でもIoTを導入すれば、GPSによって自宅に近づくとエアコンを自動でオンにできるシステムが使えます。おうちに帰ったら部屋が暖まっているので、とても快適に過ごせるでしょう。
浴室のエアコンに使えばヒートショック予防にも
冬になると増える、ヒートショック現象。
ヒートショック現象とは、急激な温度変化によって血圧が乱高下する現象です。冬場、お風呂に入ろうと暖かい部屋から寒い脱衣場・浴室に移動すると、体の熱を逃さないように血管が縮み血圧が上がります。その状態でお風呂に入り熱いお湯につかると、今度は血管が急激に広がって血圧が下がります。このように血圧が急変動することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中などが起きやすくなるのです。
そんな危険なヒートショック現象の予防にも、IoTシステムが役立ちます。入浴時間にあわせて脱衣場や浴室のエアコンをオンに。急激な温度変化にさらされることなくお風呂に入れるので、血圧の乱高下を防ぐことができます。
ご自宅ではもちろん、離れて暮らす高齢のご両親のおうちで導入するのもおすすめです。ヒートショック現象は特にお年寄りに多く、毎年たくさんの人が亡くなっています。大切なご家族の健康を守るためにIoTの技術を導入してみてはいかがでしょうか。
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