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住まいの基本知識

物件の選び方や、住宅ローンの組み方などの住宅購入に関する
基本的な知識や暮らしの雑学・知識をご紹介します。

【FP監修】念願のマンション購入に向け、今から始める貯蓄術

通帳・女性

夢のマイホームを手に入れたいなら、ある程度まとまった資金が必要です。現在は頭金0円でも住宅ローンを利用できますが、それでも手元の資金に余裕があるに越したことはありません。

今回は、念願のマンション購入に向け、今から始める貯蓄術について解説します。

アプリ

貯蓄に失敗しないための3つのポイント

1. 家計簿をつける

貯蓄をするには「家計簿」をつけることから始めましょう。レシートを読み込ませるだけで利用できる便利なスマホアプリもあります。

3
か月ほど継続して家計簿をつけてみると、出費に関して気になる点が出てくるはず。
その傾向に気づくだけでもお金の使い方が慎重になるものです。

 

2. 固定費を節約する

貯蓄に向けて節約するなら「固定費」に目を向けましょう。食費や趣味にかけるお金を無理に節約しようとしてストレスを感じてしまっては、結果的に貯蓄に失敗するかもしれません。

固定費とは、家計の大きな部分を占める保険・住居費・車両費など。
見直しや契約の変更に手間はかかりますが、節約の効果は長期にわたって絶大です。

例えば、保険を見直す際は、ライフプランシミュレーションをもとに万が一の場合の必要保障額を算出しましょう。保障を重視するあまり、必要以上の保険に加入しているケースも。また、保険自体も時代に合わせて変化しているため、見直しにより保険料が
安くなるだけでなく、保障内容も充実する可能性もあります。

他、
携帯電話のプランを見直すのも節約に有効です。
格安スマホや音声通話なしのプランなども検討してみましょう。

 

3. 貯蓄の目的を明確に

目的を持って貯蓄に励めば、モチベーションを高く維持できます。マンションの購入を考えているなら、「初期費用」を貯めることを目的にするのも良いでしょう。

初期費用とは、住宅ローンの手数料や保証料をはじめ、抵当権設定や所有権保存登記費用(およびそれにかかる司法書士の報酬)、火災保険料など。選択する金融機関や保険によって費用に差はありますが、一般的にはマンションの購入価格の3%~5%程度といわれており、初期費用分の資金があれば住宅ローンの選択肢が増えます。

豚貯金

毎月一定額を貯蓄に回し、生活費は予算を決めて管理!

上記3つのポイントを踏まえ、おすすめしたいのは、夫婦で互いの収支を把握すること。「夫婦の財布は別」という家庭は意外と珍しくありませんが、マンション購入に向けて早く貯蓄をしたいなら、夫婦で力を合わせるのが得策です。

そのうえで、毎月一定額を貯蓄に回すようにしましょう。給与から天引きされる「財形貯蓄」(勤め先により制度自体が無い場合もあります)や、金融機関の「積立定期預金・自動積立定期貯金」などを利用すれば、自動的に貯蓄することができます。

食費や日用品の購入費用など、1週間ごとに予算を決めて管理するのもおすすめです。電子決済を利用できるお店が急増しているため、1週間ずつ決まった金額をチャージすると管理しやすいでしょう。我が家では「食品はAの電子決済アプリ、日用品はBの電子決済アプリ」と分けて管理。アプリ内で利用履歴を確認でき、支出の管理に役立っています。

貯蓄しておけば、お気に入りの物件に出会ったときに素早く決断できる!

冒頭に記載したように、手元に資金がなくても住宅ローンを利用することはできます。ただ、初期費用も合わせて借りた場合、借入金額の増加に伴い、返済額は膨らみます。将来的にマンションを売却する場面で住宅ローンが残っていると、新居との二重ローンになったり、完済するために老後の資金が底をついたりするかもしれません。

また、マンション購入に向けて貯蓄しておけば、お気に入りの物件に出会ったときに素早く決断できるものです。

家にいる時間が増えている今、マンション購入の準備について家族で話し合ってみませんか?

佐々木茂樹

この記事を書いた人

佐々木 茂樹

1968年、北海道旭川市生まれ。地元の公立高校卒業後、ホテルマン、郵便局を経験。郵便局在職中にAFP資格を取得後、生命保険会社へ転職し、ライフプランシミュレーションを軸にした保険提案を実践。主に住宅購入時の保険見直し相談を行ってきたが、顧客の悩みは住宅ローンや資産形成など保険だけでは解決できないことを痛感し、2011年、独立系FP事務所ファイナンシャルサービス株式会社を設立、代表取締役に就任。金融機関に属さないFPとして顧客目線での問題解決、夢の実現のサポートを行っている。

■HP:http://financial-service.jp/

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