自宅学習をサポート!小学生向けのおすすめ無料オンライン教材
「コロナの影響で、子どもの勉強の遅れが気になる!」
「家にいてもゲームばかりで、ついイライラしてしまう!」
最近、このような子どもの勉強や生活態度を心配する保護者の声が多く聞かれます。けれども残念ながら、以前と同じような状況にすぐ戻るのは難しいのが現状です。
それならば、家にいる時間を前向きに捉えて、新しい学習習慣を取り入れてみませんか?インターネット上には、プリント教材や授業動画など、充実した教材がたくさん公開されているので、利用しない手はありません。
今回は、オンラインを利用した自宅学習の注意点やおすすめ教材についてご紹介します。
オンライン教材を活用する際、保護者が気をつけたい注意点
オンライン教材を活用する際、まず大切なのは環境整備。Wi-Fiなどのインターネット環境が整っていないと学習は継続できませんし、もちろんパソコン、タブレット端末などの電子機器も用意しなければなりません。さらにプリント教材を出力する場合は、プリンターも必須です。
そして、保護者が留意すべき点は「自宅で勉強をする場合、子どものモチベーションが低いと、教室でみんなと勉強する以上に受け身になってしまう可能性が高い」ということです。そのことを踏まえた上で、「この教科が好き」「苦手分野を克服したい」という子どもの気持ちを尊重し、それに沿った学習計画を立ててあげるようにしましょう。
また、小学生がタブレット端末などを長時間利用すると、視力悪化や、肩こりなどの弊害を招く恐れがあります。加えて、就寝前に明るい画面を見過ぎると、眠りの質が低下する可能性も。保護者が定期的に声をかけて、目を休ませたり、肩を動かしたり、時間を管理することも必要です。
小学生におすすめ!無料のオンライン教材6選
1. 「ちびむすドリル」
全国の保護者や先生たちから絶大な信頼を得ている「ちびむす」。幼児から中学生向けの学習プリントや学習ポスターを無料で利用することができます。
国算理社英音と幅広く網羅している上に、レベルや苦手分野に合わせてプリントアウトできるので、テスト勉強対策などに便利です。
会員登録をするとプリントの管理もできて、さらに使いやすくなります。
▷公式サイト:https://happylilac.net/syogaku.html(小学生)
2. 「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」
小学校の6年間で習う漢字の総数は、なんと1,026字!小学生にとって漢字の反復練習は欠かせません。
日本漢字能力検定協会は、新型コロナウィルスの影響による臨時休校などの状況を受け、家庭学習用教材を無償で提供しています。
漢検の過去問や50問プリントなどを、自宅での漢字学習に役立てましょう。
▷公式サイト:https://www.kanken.or.jp/kanken/topics/2019/post_141.html
3. 「ICT教材 eboard(イーボード)」
NPO法人「eboard」が提供する小中高生向けの学習サイトでは、5〜10分程度の約2,500本の映像授業、7,000問のデジタルドリルを無料で見ることができます。
第11回日本e-Learning大賞文部科学大臣賞受賞という実績が信頼の証。小学生講座は、主に学校の教科書に沿って、算数と漢字を学習することができます。
▷公式サイト:https://info.eboard.jp
4. 「オンライン語学レッスン ECOM(イーコム)」
オンライン語学レッスンECOMは、無料学習動画を1,000本以上公開しています。中高生向けの英文法やリスニング動画のほか、小学生でも楽しめる発音の練習や英語絵本の読み聞かせ動画も。
『アリとキリギリス』や『3びきのこぶた』など、既に内容を知っているお話をネイティブ講師に読んでもらうことは、英語耳を作る良いトレーニングになるでしょう。
▷公式サイト:http://ja.myecom.net/english/videos/
5. 「MANAVIE(マナビー)」
「デジタルバイト(IT格差)による教育格差を解決する」という目的で運営されているMANAVIE。一定水準を満たす学習動画のみを厳選して掲載しており、小学生は算理社を学ぶことができます。
サイト内は、知識を得る授業動画「Lecture」と、将来について考える「Future」に分かれていて、知識だけではなく、子どものやる気を引き出すヒントも見つけられます。
▷公式サイト:https://manavie.jp
6. 「スクールTV」
全国の学校教科書に対応した、小中学生向けの無料学習サービスで、学年ごと・教科ごとに授業動画を選ぶことができます。講師は有名大学の学生なので、「優しいお兄さんやお姉さんに教えてもらっている」感覚で楽しめるでしょう。
1日1回、最初の動画が始まる前に、なぞなぞや小話を紹介する「アクティブラーニング動画」が再生されるという工夫も、子どもが続けたくなるポイントです。
▷公式サイト:https://school-tv.jp
オンライン学習の成功のカギは、親子のコミュニケーション
オンライン教材の最大のメリットは「思い立ったら、すぐに学ぶことができる」という点です。そのメリットを有効活用するためには、日頃の親子のコミュニケーションが鍵を握ります。
子どもの「やる気スイッチ」を見つけ、プリント教材を用意したり、適切な授業動画を示したりすれば、きっと自宅学習がスムーズに進むでしょう。
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