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子育て

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もうすぐ幼稚園児!ご両親が心得ておきたい『子どもの成長をサポートする3箇条』

母と子

幼稚園は、子どもにとって初めての社会生活。

幼稚園に入ると、子どもは今まで以上に早いスピードで成長していきます。これまでは親御さんにベッタリだった子どもが幼稚園に入って少し自立したり、お友達ができて活発な性格になったり。日に日に成長していく姿は嬉しいものですが、その反面、親として子どもをどうサポートしていいか悩んだりする人も多いかもしれません。

そこで今回は、子どもの成長をどうサポートしたらいいか、幼稚園に入った子どもへの接し方で気をつけるべきポイントをご紹介します。

子に服を着せてあげる母

幼稚園児のご両親は「1.聞く」「2.認める」「3.任せる」姿勢が大切

1. 幼稚園での話にしっかり耳を傾ける

幼稚園に通い始めると、子どもはこれまで味わうことのなかった楽しさや喜び・悔しさなども体験することになります。だからこそ

「こんなことあったよ」

「〇〇ちゃんがね……」

などの子どもの話にしっかり耳を傾けて会話をし、その気持ちや発見すべてが「素敵なことなんだよ」と教えてあげましょう

反対に子どもがいつもより無口で話したがらないときは、幼稚園で何あったのかもしれません。そんなときは子どもが話をしやすいように

「何か嫌なことがあった?」

と優しく聞いてあげてください。もし子どもが話したがらないときは、無理に話を聞き出そうとするより、普段より甘えさせてあげたりスキンシップを増やしたり、子どもの心のサポートに回りましょう。

2. 幼稚園での成長をしっかり認める

幼稚園でさまざまな新しい体験をし、新しいお友達と接するようになると、今までと違った性格がかいま見えてくることがあります

「これまでは内気な性格だったのに、初対面の人とでも物怖じせずに話せるようになった」

「異性のお友達と接するのが少し苦手」

「イライラするとなかなか機嫌が戻らない」

といったように、長所も短所も含めて子どもの知らなかった面が見えてくるはずです。ときには、「こんな子じゃなかったのに……」と思うことがあるかもしれません。

でも、それも含めてすべて子どものありのままの姿です。戸惑うこともたくさんあると思いますが、まずは否定せずに子どもの心の発達や成長を認めてあげましょう。そして、子どものことをしっかり見て、長所は伸ばし短所には心配りを

3. 子育てに加わる「他人」のことを信頼して任せることも大事

幼稚園に入ると、日中の子育てが自分から他人(幼稚園の先生や職員さんなど)に替わります。それに伴い、親御さんが見ていない時間・知らない時間も増えます。親御さんとしては、「うちの子は大丈夫かな……」「この先生に任せて大丈夫なのかな……」と心配になるのも当然ですね。

でも、心配しすぎはよくありません。親御さんの不安感や不信感は子どもに伝わります。そのような状況では、なかなか親から離れられなくなったり幼稚園での集団行動に適応できなくなったりしてしまうかもしれません。子育てに加わる他人を信頼し、任せることも大事です

子に料理を教えてあげる母

サポートは歓迎!世話を焼きすぎるのはNG!

1. 先回りした世話焼きをしないよう我慢、自分自身で創意工夫する機会を与えよう

幼稚園に入ったら、子どもは心身ともにぐんぐん発達・成長していきます。自分で創意工夫して何かをしようという気持ちも芽生えてきます。ですから、親御さんが先回りしてお世話を焼いてしまうのはよくありません。例えば、子どもが朝起きて自分で着替えようとする前に「早く着替えなさい」、歯磨きをしようとする前に「歯磨きしなさい」……このように先回りしたお世話をしてしまうと、子どもは親御さんの言葉がないと行動を始められなくなってしまいます

ついついお世話を焼いてしまいそうになるかもしれませんが、子どもの自発的な行動を待ってみてください

2. 子どもの言葉を奪わない!先回りして代弁せず、子どもが自分で話すのを待って

例えば、こんなやりとりがあります。親子と近所の人の会話です。

――――――――――――――――――――

近所の人「あら〇〇ちゃん、おっきくなったねえ!何歳になったの?」

母親「○月で4歳になるんですよ」

近所の人「幼稚園は楽しい?」

母親「ええ、とっても楽しいみたいです、お友達もたくさんできて」

近所「ママのお弁当はおいしい?」

母親「おいしいよねえ?でも少食でいつもちょっと残しちゃうんです」

近所の人「〇〇ちゃんはお弁当のおかずで何が好き?」

母親「この子は甘い卵焼きが好きなんですよ」

――――――――――――――――――――――――

これは極端な例ではありますが、子どもがしゃべる前にすべて親御さんが答えてしまっています。これでは、自分が言葉をしゃべる前にまず親御さんを見上げて顔色を窺ったり、親御さんの陰に隠れてしまったりする子どもになってしまうかもまた、子どものコミュニケーション能力や言語能力、自分の意思や気持ちを人に伝える力を伸ばせません。

子どもが的外れな回答をしたり話し方がゆっくりだったりで、イライラしてしまったりすることもあるかと思います。ついつい先回りして言葉を代弁してしまいがちですが、グッと我慢して子どもの言葉を待ちましょう。

絵本を読む子供

子どもが成長・自立できる環境をつくることも大事!子ども部屋を与えるのも◎

子どもの自立や成長を促すためには、幼稚園に入ったら子どもに部屋を与えるのもひとつの方法。夜、自分の部屋でひとりで寝られるようになると、子どもの自立度はグッと上がります。今の環境で子ども部屋が確保できないという場合は、この機会に新しい住まいを検討してみるのも良いでしょう。

親もいきなり完璧な子育てができるわけではありません。子どもと一緒に学びながら、周囲の人や住宅環境に頼りつつ、焦らず成長していきましょう。

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