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子育て

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子どものスマホデビューは何歳から?持たせるときに気を付けたいポイント

少し前なら想像もできなかったことですが、今は小学生でもスマホを使いこなしています。便利なことは確かですが、小さいうちから持たせていいのか不安に感じるのも親心でしょう。

「何歳から持たせるのがいいのか?」「安全対策はどうすればいいの?」など、子どものスマホデビューのポイントをご紹介します。

小学6年生で約3割がスマホを所有。保護者が持たせる理由は?

全国の調査(※1)によると、小学6年生のスマホ所有率はなんと約3割。スマホを持たせた保護者に絞った別の調査(※2)では、小学生のうちに持たせた割合は約4割で、学年では小学1年生や56年生が多いようです。

 小学生になると登下校や塾、習い事、外遊びなど、子どもだけで行動する時間が増えていきます。そんなとき、保護者として何より心配なのは子どもの安全。そこで役立つのが、スマホの位置情報機能です。子どもにスマホを持たせていれば、迷子や万が一犯罪に巻き込まれたり、災害時にはぐれてしまったりした際にも、すぐに子どもの居場所を把握できます。

通信費は決して安くはありませんが、それを上回る安心を確保するために子どもにスマホを持たせているようです。他、周りの友だちが持ち始めた影響で、子どもからねだられたことがスマホデビューにつながった場合もあるでしょう。

 1 出典:モバイル社会研究所 「小中学生ICT利用調査2019
https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/kentokai/44/pdf/s1.pdf

2 出典:MMD研究所 2019年「今年初めてスマートフォンを持つ子どもの親に関する意識調査」
https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1838.html

賢く安全に。小学生にスマホを持たせるメリットとリスク

家族間の連絡や非常時に使用する以外にも、子どもがスマホを持つメリットはあります。

 友だちと同じスマホゲームで遊び、動画の話題で盛り上がることは交友関係を広げるきっかけにもなるでしょう。遊びに使うだけでなく、学習アプリで勉強できたり、何気ない疑問を手軽にインターネット検索で調べたりすることができるのも、手の平に収まるスマホならではの利点です。こうして普段からインターネットに触れることで、情報の取り扱い方や判断能力といった、ネットリテラシーを小さいうちから学ぶことができます。

 一方、スマホを持つことによるリスクもしっかりと知っておかなければなりません。最も身近なリスクはスマホ依存です。スマホに夢中になるあまり、生活や勉強が手につかなくなっては元も子もありません。

そして、スマホ中心の生活になると、LINETwitterといったSNSに起因するいじめや犯罪被害に遭ってしまう恐れも。また、インターネットには刺激の強すぎるコンテンツが溢れかえっています。

 子どもの安全のために持たせるスマホですが、かえって大人の目の届かない危険が増えてしまうという側面もあるのです。

子どもと一緒にルールを決めて、しっかりとスマホの安全対策を

スマホは使い方を誤ると、被害者にも加害者にもなってしまいます。そうならないように、子どもと一緒に対策を行いましょう。
小学生は自制心や判断力がまだまだ未熟なので、まずは大人と子どもが話し合って使い方を決めることが大切です。

 スマホは大人の目の届く範囲で使う

・知らない人と連絡先を交換しない

・アプリをダウンロードするときは大人に相談する

 子どもがスマホに依存したり、危険な目に遭ったりしないようにはどうすればいいのかを考えて、ルールを決めましょう特にネットリテラシーは大人でも扱いが難しいものなので、子どもと一緒に学んでいくという姿勢も求められます。ネットリテラシーを学べる動画や診断など、無料で利用できるネット上の子ども向けの教材もあるので、活用してみてください。

 なお、子どもが自分で気をつけられることや、大人の目の届く範囲には限度があります。そこで頼りになるのが、スマホに備わっているフィルタリング機能。有害なサイトやアプリをブロックすることができます。あるいは、あらかじめ機能が制限されたキッズケータイを持たせるという方法もあります。

 こうしたルールやフィルタリング機能は、いつまでもそのままというわけにはいきません。はじめは近くで見守りつつも、子どもの成長に合わせて変えていきましょう。子どもの安全を確保しつつプライバシーを尊重できるように、バランスを考えながら時々見直してあげてください。

周りに流されるのではなく、スマホについて家庭でしっかり考えよう!

スマホをいつ子どもに持たせるか、子どもへの影響が大きく心配の尽きない悩みですが、イメージが湧いてきたでしょうか。

家庭の事情や子どもの個性によってスマホの使い方は違って当然です。周りに流されるのではなく、子どもの成長に寄り添いながら、スマホが必要になるタイミングや活用方法を家庭内でしっかり考えていきましょう。

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