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新年の目標どうする?子どもに考えさせるメリットと注意点

気持ちも新たになる新年。子どもと一緒に「新年の目標」を立ててみませんか?ワクワクするような目標は、子どもの成長の後押しをしてくれることでしょう。

今回は、子どもに新年の目標を立てさせるメリットや注意点、目標を立てるときのコツをご紹介します。

目標の立て方を間違えると子どもにとって悪影響を及ぼす恐れも……

新年は、心機一転、やる気が出やすいタイミング。子どもと目標を立てるのにとても良い機会です。目標を立ててそれに向かって努力することは、子どもの成長につながるとともに、社会人になってからも必要なスキルといえます。

 

・目標を達成すると自信が生まれる

自分で立てた目標を達成すると、達成感や成功体験が得られます。そうした経験を積み重ねることで「やればできる」という自信が生まれ、前向きな気持ちやチャレンジ精神が育まれるでしょう。

 

・モチベーションがアップする

少しずつでも目標に近づいていれば、モチベーションはアップするもの。モチベーションが高い状態だと、他のことにも積極的に楽しく取り組めるようになるでしょう。

 

ただし、このようなメリットがある反面、目標の立て方を間違えると子どもにとって悪影響を及ぼす恐れがあるため、注意が必要です。目標を達成できないと「自分は何をやってもダメだ……」と無力感を感じるようになり、自信や自尊心、モチベーションの低下につながるかもしれません。

そうしたことを防ぐためには、目標の立て方が鍵を握ります。

子どもに新年の目標を立てさせる際のポイント

  • 目標を立てるときは時間に余裕を持って

子どもに新年の目標を立てさせるときには、目標について考える時間をしっかり取りましょう。時間がないと、「朝早く起きる」「毎日お手伝いをする」など、適当に思いついたことを言いがちです。そうした目標は達成意欲が湧きにくく、立てただけで終わってしまうことが多いものです。

 

  • 子どもの意見を尊重する

親としては「子どもにこうなってほしい」「こういうことができるようになってほしい」という願望を持ってしまうのは当然のことです。しかし、子どもに目標を立てさせるときには、親の願望を押し付けてしまわないように気をつけましょう。子どもの意見や考えを聞いてあげてください。「自分で決めた」と感じられる目標の方がやる気が続きやすいものです。

 

  • 「良い目標」を立てる

「良い目標」とはどういったものでしょうか?以下に挙げてみます。


1.子どもがワクワクするような目標にする

「やってみたい!」「楽しそう!」と思えるような目標は、モチベーションをアップさせてくれます。モチベーションが高まると、目標に向かっての努力を楽しんで続けることができるでしょう。

反対に、「やらなきゃいけない」と義務的に感じるような目標は、モチベーションをダウンさせてしまいます。目標について話すときの子どもの表情や雰囲気を見ながら、ワクワクするような目標に導いてあげてください。

 

2.具体的かつ数字で測定できる目標にする

目標はできるだけ具体的で、達成できたかどうかが明確にわかるようなものになるようサポートしてあげましょう。例えば、「毎日勉強する」ではなく、「毎日算数ドリルを1ページこなし、1か月で1冊終わらせる」といった目標を立てるのが理想です。達成できたかどうかが明確になり、達成感が得られやすくなります。

 

3.実現可能かつ簡単すぎない目標にする

目標は「少し難しそうかな?」と感じるくらいのものがおすすめです。達成が簡単すぎると、おもしろみに欠けて成長につながりません。逆に難しすぎると、「どうせできない」とやる気がそがれてしまいます。子どもの能力を見極めて、ちょうど良い難易度の目標になるよう、調整してあげましょう。

 

4.長期・中期・短期それぞれの目標を立てる

新年の目標では、「今年一年で●●する」といった長期のものを立てることが多いかもしれません。ただ、一年だと長すぎるため、途中で目標自体を忘れたり、モチベーションが下がったりしやすいものです。一年の目標を定めたら、1か月や3か月といった中期の目標と、毎日や毎週などの短期の目標も合わせて子どもと一緒に決めましょう。そうすることで達成感が得られやすく、モチベーションを維持しやすくなります。

子どもが楽しく努力し続けられるように工夫しよう!

新年の目標を立てたら、子どもが達成できるよう、サポートしてあげてください。例えば、「目標を紙に書いて貼り出す」「こまめに目標の達成度合いを確認して声がけする」「結果の発表の場を設ける」など、子どもが楽しく努力し続けられるように工夫してあげられると良いでしょう。

また、続けることは大人でも難しいものです。3日坊主や達成できないこともあるでしょう。そういうときには「失敗しても大丈夫」と伝え、勇気づけてあげてください。

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