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子育て

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幼稚園入園までに身に付けさせたい子どもの生活習慣10選

幼稚園は、多くの子どもにとって初めての集団生活の場です。我が子の成長を嬉しく思う反面、友だちの輪にとけこめるか心配になってしまうママやパパは少なくないでしょう。

今回は、楽しい幼稚園生活を送るために、入園までに身に付けさせておきたい10の生活習慣をご紹介します。

早寝早起きは、日々の生活のリズムを整えることから始まる!

1.早寝早起きをする
幼稚園に入ると、毎朝早い時間に出かけないといけません。眠い子を「早く!」と急かして幼稚園に行かせることは親にとってもストレスですし、それが原因で「幼稚園=イヤなもの」というイメージが付いてしまっては本末転倒です。

早寝早起きは、日々の生活のリズムを整えることから始まります。運動や食事の時間を決めるほか、「7時だから起きるよ」「8時だから寝る準備をしようね」など、時間を区切って物事を進める練習をしてください。

 

2.自分の名前を呼ばれたら返事をする
自分の名前を呼ばれたときは、「はい!」と大きな声で返事ができるようにしておきましょう。

幼稚園では下の名前で呼ばれることが多いですが、同じ組の中で似たような名前があった場合や、式典などではフルネームで呼ばれることもあります。苗字も含めた名前をしっかり教えてあげましょう。

 

3.大きな声で挨拶ができる
集団生活の中で、挨拶はとても大切です。「おはようございます」「さようなら」と言われたら、顔を見て返事ができるようにしましょう。また、ご飯を食べるときの「いただきます」「ごちそうさまでした」や、「ありがとう」「ごめんね」も身に付けたい言葉です。

こういった挨拶は親の真似をすることから始まります。少し大げさなくらいに親が挨拶を繰り返し、子どものお手本となってあげてください。

 

4.一人で洋服に着替える
幼稚園では、体育の時間はもちろん、何かの拍子に服が汚れてしまったときには着替える必要が出てきます。幼稚園の先生は、たくさんの子どもを相手にしているため、一人一人のお着替えに付き合うことはできません。

「ボタンをとめる」「シャツの裾はスカートやズボンの中に入れる」といった練習をしておきましょう。脱いだ服をたためるようになれば完璧です。

 

5.自分でトイレに行く
排泄習慣は、子どもの自立に欠かせません。トイレが洋式なら使い慣れているかもしれませんが、幼稚園のトイレが和式の場合もあります。また、遠足などで訪れた施設で和式トイレしかないこともあるので、両方のタイプのトイレの使い方を教えてあげましょう。

ただ、トイレトレーニングは、本人のやる気と身体の成長、どちらも揃っていないと進まないものです。親が焦っても空回りしてしまいますので、決して子どもや自分を責めないことが重要です。もし幼稚園で失敗する可能性がある場合は、先生と相談しつつトレーニングを進めてみましょう。

歯磨きの訓練やお片付けの練習も忘れずに!

6.食事のマナーをおさらいする

「マナー」と言うと難しく聞こえますが、みんなが気持ち良く過ごせるための約束のことです。「『いただきます』『ごちそうさま』と手を合わせる」「座って食べる」「食べ物をこぼさない」「椅子をブラブラさせない」「食器で遊ばない」など簡単なことばかりですが、これらは慣れていないとできません。食べるスピードが遅すぎないことも重要なポイントです。

 

7.歯磨きをする

昼食後、歯磨きタイムを設けている幼稚園は多いようです。自分で歯ブラシを動かす訓練をしておきしょう。歯を磨いた後は口をゆすいで、歯ブラシを元の場所に戻すという一連の行動も覚えてしまえば幼稚園で慌てずに済みます。

 

8.お片づけの習慣を付ける

自分で使ったものは、自分で片付けさせるようにしましょう。お片づけをしなかったら、大切にしていたものがなくなったり、次に友だちが使えなくなったり、誰かが踏んで痛い思いをしたり、困ったことがたくさん起こります。

なお、お片づけは、「最後までやりきる」力を付けるために欠かせない生活習慣でもあります。小さいうちから身に付けさせましょう。

 

9.ハンカチとティッシュを持ち歩く

外から帰ったり、トイレが終わったりした後は、手洗いをして自分のポケットにあるハンカチで拭く練習をしてください。また、鼻水が出たら自分で鼻をかんでティッシュを捨てるといったエチケットも習得させたいもの。

さらに、登園前にハンカチとティッシュを確認できるようになればベストです。最初のうちは、玄関にハンカチやティッシュの絵を描いた貼り紙をしておくのもおすすめです。

 

10.困ったときは大人に相談する

集団生活では、自分の思うようにはならないことが出てきます。大人に相談することは、自分の身を守るために欠かせないスキル。

ただ、これは言葉で言い聞かせても理解するのが難しいものです。親が子どもの話をしっかり聞き、信頼できる大人と子どもを触れ合わせる機会をたくさん持つことで、大人を信用する心を少しずつ育てることができます。

焦る気持ちを抑えて、楽しく入園準備を進めよう!

入園前に正しい生活習慣が身に付いている子どもは、幼稚園生活をスムーズに始められます。けれど、なかなかマスターできないからと言って、「このままじゃ、幼稚園で困るよ!」ということは、決して親から言わないようにしましょう。オムツはいつか必ず外れますし、洋服だって自分で着替えられるようになります。

筆者の子ども4人のうち、2人はトイレトレーニングをほぼしないままオムツを卒業しましたが、残り2人は本当に苦労しました。兄弟ですらこのように違うのですから、他の子どもと比べて落ち込む必要は全くありません。

焦る気持ちを抑えて、楽しく入園準備を進めましょう。「幼稚園は楽しいところ」と子どもに思ってもらえるお手伝いをすることが、最も大切な親の役目ではないでしょうか。

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