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空き巣被害に注意!家族旅行や帰省に出かける前にやっておきたい防犯対策

家族旅行や帰省で長く家を空けるとき、空き巣に入られないか心配になることはありませんか?

空き巣を防ぐためには「留守であることを感じさせない」「侵入しにくくする」ということが大切です。今回は、家族旅行や帰省で長く留守にする前にやっておきたい防犯対策をご紹介します。

侵入窃盗の認知件数は減少も、約6割は空き巣

空き巣を含む侵入窃盗の認知件数は年々減り続けています。とはいえ、侵入窃盗の6割は住宅で起きており、件数も年間34,000件近くと多いため、油断は禁物です。

防犯対策をするにあたって、まずは侵入窃盗がどのような手口や方法で行われているのか警察庁が発表したデータを見てみましょう。

住宅への侵入の手口で最も多いのは空き巣で、全体の約6割を占めています。また、侵入の方法としては、鍵をしていないドアや窓からが約半数と最も多くなっています。

空き巣に限ると、侵入の手口は一戸建てか集合住宅かで傾向が変わります。一戸建ての場合は、窓のガラスを割っての侵入が断トツ。次に、鍵をかけていない窓からの侵入が続きます。

集合住宅への侵入の手口は何階建てかで異なり、3階建て以下の場合は窓からの侵入が多く、玄関からの侵入の割合も高くなっています。4階建て以上の場合は、玄関からの侵入が最も多くなっています。

空き巣はターゲットを決めるとき、いつ留守にしているか何度も下見をするそうです。長期にわたって留守にしていると、空き巣のターゲットとなるリスクが高まります。家族旅行や帰省に出かける前には、しっかりと防犯対策をすることが必須といえるでしょう。

※出典:侵入窃盗の傾向と防犯対策~警察庁発表の統計データより~

https://www.alsok.co.jp/person/recommend/211/

家族旅行や帰省の前の防犯対策!5つのポイント

・防犯対策1.窓やドアの施錠を確認

窓とドアの施錠は、防犯対策の基本中の基本です。特に長期で不在にする際は、かけ忘れを防ぐため、窓が開かないかの確認を念入りにしておきましょう。

また、窓ガラスを割って侵入する空き巣も多いため、窓に補助ロックを取り付けるのも防犯におすすめです。侵入に時間がかかればかかるほど、空き巣を諦める確率が上がります。

雨戸やシャッターがある場合は、閉めておきましょう。ただし、ずっと雨戸やシャッターが締まったままだと留守とわかってしまいますので、1階部分は「すだれや」「シェード」などでカバーしておくと良いでしょう。留守とわかりにくくできれば、空き巣被害のリスクを減らせます。

 

・防犯対策2.新聞や郵便などを止める

空き巣は留守かどうかを判断するために、郵便ポストをチェックします。新聞や郵便物、チラシが郵便ポストにいっぱい入っていると、留守と思われ狙われやすくなるでしょう。防犯のため、家族旅行や帰省で長期にわたって家を空けるときには新聞や郵便は止めるようにしてください。

【新聞や郵便などの止め方】

新聞は、担当の新聞販売店に電話すれば、すぐに対応してくれます。止めた新聞は後で受け取ることもできます。

郵便物は、郵便局に不在届を出しましょう。最長30日間、止めることができます。不在届は、自宅へ郵便物の配達を行う郵便局か、最寄りの郵便局に提出します。手続きには、運転免許証などの本人確認書類が必要です。

 

・防犯対策3.ネットでの買い物に注意

家族旅行や帰省に出かける前にネットでモノを買うときは、受取日に注意しましょう。郵便ポストに不在連絡票が入っていたり、置き配された荷物がそのままになっていたりすると、長く留守にしていることがバレてしまいます。

 

・防犯対策4.タイマー式の室内灯を使う

空き巣が留守かどうかを判断するポイントのひとつに、室内の明かりがあります。ずっと暗い、ずっと明るいといった場合、留守と判断されてしまう可能性があるのです。逆に電気がついたり消えたりしていると、在宅と思わせることができます。

そこで効果的なのは、タイマー式の室内灯を使うこと。ランダムで自動的に電気がついたり消えたりするため、家にいるように見せることができ、防犯につながります。

居間など目につきやすい部屋だけでもタイマー式にしておくと良いでしょう。工事不要で取り付けられるタイプもあります。

 

・防犯対策5.旅行先や帰省先でSNS投稿をしない

家族旅行や帰省をすると写真を撮る機会が多く、SNSに投稿したくなるもの。しかし、そこはぐっと我慢しましょう。空き巣の中には、ネットでターゲットを物色する人もいるからです。SNSに投稿した情報から、留守がバレてしまうこともあります。防犯のためには、SNSへの投稿は家に帰ってきてからにしましょう。

家族旅行や帰省前には念入りな防犯対策を!

家族旅行や帰省で長い間家を空けると、空き巣に狙われやすくなります。侵入窃盗の件数は減っているものの、まだまだ多い空き巣。空き巣への防犯対策は「留守とわからないようにする」「侵入されにくい対策をとる」ことが欠かせません。

家族旅行や帰省前には、ご紹介した防犯対策を試してみてくださいね。

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