「家内安全」「厄除け」「金運」など、さまざまなご利益があるお守り。せっかくなら、お守りに込められた神様の力の恩恵をしっかり受けたいものです。
今回は、お守りの効果を高める正しい置き方・持ち方を解説します。
お守りの正しい置き方
お守りはできるだけ身につけていたほうが良いといわれていますが、持ち歩くのが難しかったり、家に置いておきたかったりすることもあるでしょう。そういう場合は、神棚に祀るのが望ましいとされています。
しかし、最近では神棚がないことが多いはず。基本的な置き方を知り、お守りの効果を高めましょう。
【お守りの基本的な置き方】
1.人の目線より上に置く
お守りは、神様の分身とも言えるものです。見下ろすことのないよう、自分の目線より高い位置に置き場所を用意しましょう。棚やタンスといった背の高い家具のうえなどがおすすめです。
2.置き場所はすっきりキレイに保つ
神様は、穢れを嫌い、清浄を好みます。お守りは、白い清潔な布の上や簡易神棚、お札立てなどに置き、すっきりキレイな状態を保ちましょう。置き場所周辺はホコリなどが溜まらないようにこまめに掃除して、余分なものは置かないようにしてください。
3.お守りの表面を南か東に向けて置く
太陽からパワーを得られるよう、お守りは南側を向くように置きます。南側に置かないように注意しましょう。南に向けるのが難しい場合には、気持ちの良い朝の光を感じられる東向きでもOKです。
【種類別のお守りの置き方】
1.厄除け(家内安全・健康運)のお守り
「家族に問題が起こらず、健康でいられるように」との願いを込めた厄除け、家内安全や健康運のお守りは、リビングなど家族が集まる場所に置くのが良いでしょう。風水的には、家庭運や健康運が上がる南西の方角に置くのも良いとされています。
2.交通安全のお守り
交通安全のお守りは、風水的に南東の方角に置くのも良いといわれていますが、お守りは基本的に持ち歩くほうが良いといわれています。特に交通安全のお守りは、外に出るときには携帯しておきたいもの。外出時に持って行くことを忘れないよう、靴箱のうえなどにお守りを置く場所を用意しましょう。
3.仕事運のお守り
仕事運をアップしたい場合、書斎やワークスペースなど仕事をする空間にお守りを置きます。方角は、風水的に東や北西も良いとされています。東の方角は「仕事の成功につながる」、北西の方角は「仕事の効率が上がる」といわれています。
4.金運のお守り
金運のお守りは、風水で金運をつかさどるといわれる西側の方角に置くのも良いでしょう。特に黄色のものが金運アップの鍵。金運アップのお守りは黄色や金色のものを選ぶのがおすすめです。
5.安産のお守り
安産のお守りを家の中に置きたい場合は、前述した基本的な置き方を参考にしてください。新たな生命が太陽のパワーを得られるよう、南もしくは東向きに置きましょう。暗いところではなく、日当たりの良いところに置いてください。
お守りを持ち歩く際の持ち方は?
ここからは、お守りの持ち方についても見ていきましょう。
【お守りの基本の持ち方】
1.丁寧に扱う
お守りは、丁寧に持ち歩くようにしましょう。お守りを入れたバッグや財布は、常にキレイな状態を保つことが大切です。ゴミとお守りが一緒に入っているようなことがないようにしてください。
2.太陽の光に当たるようにつける
お守りは、できるだけ太陽の光に当たるように持ち歩くほうが効果を高められるといわれています。バッグや財布を開いたときに日光が当たる場所にお守りをつけると良いでしょう。お守りが目に入ることで、お守りに込めた自分の願いに改めて意識を向ける効果も期待できます。
【種類別のお守りの持ち方】
1.厄除け(家内安全・健康運)のお守り
厄除けのお守りは、心臓に近い位置に持つのが最も効果が高まるといわれています。首からお守りをかけたり、ジャケットの内ポケットなどに入れたりするのがおすすめです。難しい場合は、いつも持ち歩くバッグなどに入れて、できるだけ肌身離さず持ち歩くようにしましょう。
2.交通安全のお守り
車や自転車に乗る人は、鍵につけるのが良いとされています。車のフロントガラスやルームミラーにつける人が多いですが、運転中に目に入ると注意力が散漫になってしまうため、避けた方が良いでしょう。
子どもの交通安全を願う場合は、通園・通学バッグやランドセルなど、いつも使うバッグにつけると効果的です。鍵やバッグの外側につける場合は汚れやすいため、ビニールで保護されているお守りを選ぶようにしましょう。
3.仕事運のお守り
仕事での成功を願う場合には、通勤バッグやスケジュール帳、スーツの内ポケットなど仕事で日々使うものに入れて持ち歩きましょう。スケジュール帳にはさむ場合は、かさばりにくいカード型のお守りや小さ目のお守りがおすすめです。
4.金運のお守り
金運アップの効果を高めるには、お守りをいつも使う財布に入れておくのが基本。大切なのは、財布をいつもキレイに保つこと。使わないカードやレシート、小銭などでパンパンの状態にならないよう気を付けましょう。
また、お札をキレイに揃えて入れたり、こまめにお手入れをしたりして、神様が気持ち良く過ごせるように財布の中を整えてください。男性で財布をお尻のポケットに入れる人がいますが、これはNG。金運を下げることになりかねないので、避けましょう。
5.安産のお守り
安産のお守りは、赤ちゃんに近いところにつけるのが最も効果的。そのため、腹帯・妊婦帯につけるのが望ましいとされています。腹帯・妊婦帯は、お守り用のポケットがついたものを選んでおくと良いでしょう。
腹帯・妊婦帯を使わなかったり、お守りをつけられなかったりする場合は、母子手帳にはさむのもおすすめ。家族や友人からもらって安産のお守りが複数あるのであれば、腹帯、母子手帳、バッグなどに分散して持ったり家の中に飾ったりしましょう。
お守りは正しい置き方・持ち方で効果アップ!
神様の力が込められたお守りは、置き方や持ち方によってご利益の効果が高まるといわれています。この記事を参考に、お守りの効果をアップしてくださいね。
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