結婚や異動などで新居に引っ越すときは片付けのチャンス!この機に片付けをしてしまえば、荷物を減らして引っ越しにかかる費用や時間を削減できます。
引っ越しがラクになる片付け術、そのポイントをご紹介しましょう。
新居に持ち込むのは「必ず使うモノ」だけ。フリマアプリなどを活用して処分!
引っ越しの際、家にあるモノを手当たり次第に段ボールに詰めていくと引っ越し後の荷ほどきが大変になります。それに、モノが多ければ多いほど、引っ越し費用も時間もかかってしまいます。
引っ越しが決まれば、まずは部屋を片付けましょう。そして、使っていないモノはすべて思い切って捨てましょう!
新居に持ち込むモノは「必ず使うモノ」だけ。「必ず使うモノ」というのは「今、使っているモノ」や「これから使うことが確定しているモノ」です。「いつか使うかも」「使えるから取っておこう」はNG。捨ててください。
例えば、押し入れにあるふだんは使っていない布団。「誰かが泊まりに来たときに使えるかも」と置いているのであれば、「そんなことは度々あるのか?」考えてみましょう。置いておけば管理する必要が生じますし、天日干しをしたりシーツを洗ったりと手間暇もかかります。誰かが泊まりに来たときは「レンタル布団」などで対応することもできるので、思い切って手放してみるのはいかがでしょうか?
他には、タンスやクローゼットに眠ったままの洋服や、どんどん増える雑貨やおもちゃ。捨てるのが心苦しいのであれば、リサイクルショップに持ち込んだり、フリマアプリなどを活用したりすることで換金することもできます。引っ越し費用の足しにもなり、おすすめです。
モノを減らせば減らすほど荷造りも荷ほどきもラクになり、引っ越し費用は節約されて時短にもつながります。
荷造りのポイントは、部屋ごとに分ける。“引っ越しあるある”を回避!
「必ず使うモノ」を処分したあとに荷造りを始めましょう。荷造りのポイントは、部屋ごとに分けて段ボールに梱包すること。
梱包した段ボールには、収納する場所とその中に入れたモノを記載します。段ボールの上部と側面にマジックではっきりと大きく記載しましょう。段ボールを運ぶときや積み上げたときに、パッと見てわかるようにするためです。
そして、便利なのがカラーテープ。リビングは赤、和室は青、子ども部屋は黄色、キッチンは緑といったように色分けしたカラーテープを梱包した段ボールや家具、家電などに貼って引っ越し業者に伝えておけば、引っ越し作業がスムーズに進みます。加えて、引っ越し後によくある「モノをどこに梱包したのかわからなくなる問題」を回避することもできますよ。
引っ越しはモノを減らす最高のデトックス
引っ越しはモノを減らせる最高のデトックスともいわれています。この機会に片付けをして、モノの要不要を見極める力を身につけましょう。
本当に必要で大切なモノだけに囲まれた新居で、快適にお過ごしください。
この記事を書いた人
中西直美
片付けアシスタント
平成25年、日本ハウスクリーニング協会にて整理収納清掃コーディネーター1級、認定セミナー講師を取得。平成27年3月、片付けアシストNaro(なろう)を立ち上げ、片付けアシスタントとして活動を開始。大阪を拠点に整理収納サービス、片付けや掃除に関するセミナー・講演を展開し、収納商品の企画開発にも携わる。整理収納サービスでは、本当に必要なモノだけを残し、モノを限界まで減らす片付け術で、散らかった部屋も快適な空間へと劇的に変化。また、風水を取り入れた運気アップの片付け術も好評。平成28年、関西テレビ放送「よ~いドン!」にも出演。
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