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大阪府大阪市 住吉区

【大阪市住吉区】住吉区はどんな街?住みやすさや子育て環境について

大阪市住吉区は、堺市に隣接する大阪市南部のエリアです。大阪市住吉区内には、区の名前の由来ともなっている住吉大社をはじめとする由緒ある史跡が多くあり、古い町並みの保存活動にも積極的。

その一方で、長居公園や大和川沿いに緑豊かなエリアがあったり、おしゃれなカフェや公園などが点在する高級住宅地エリアがあったり、大阪市立大学と大阪府立大学の統合により2022年に誕生した大阪公立大学の杉本キャンパス周辺に学生の街があったりと、さまざまな顔を持ちます。

今回は、そんな大阪市住吉区についてご紹介します。

大阪市住吉区が住みやすい3つの理由

大阪市住吉区は、とても住みやすいということで定評がある地域です。その理由は主に3つあります。

 

1.アクセスの良さ

大阪市住吉区内には、6本の鉄道が走っています。JR阪和線、南海電鉄本線、南海電鉄高野線、大阪メトロ御堂筋線、さらに路面電車である阪堺電気軌道の阪堺線と上町線です。

JR阪和線を利用すれば、乗り換えなしで天王寺まで行くことが可能。大阪市住吉区の中心地である我孫子町駅から天王寺駅までは約14分という近さも魅力です。さらに大阪メトロ御堂筋線を利用すれば、なんばや梅田などの市内中心部へも楽々アクセス。長居駅から、なんば駅までは約14分、梅田駅までは約23分です。

また、御堂筋線で、あびこ駅・長居駅より新大阪までも乗り換えなし。住む地域によっては、JR阪和線と大阪メトロ御堂筋線の2路線が使えるという地域もあり、通勤・通学、週末のレジャーに非常に便利なのです。

このように交通の便は良いものの、通勤・通学の時間帯を除けば、幹線道路以外はおよそ静かな環境。路面電車の走る町並みは風情があると愛着を持つ地元民も多くいるようです。

 

2.買い物のしやすさ

住宅街が広がっているため、コンビニやスーパーの数が多く、日常の買い物に困ることはありません。学生が多く住むため、食材なども比較的安く手に入ります。

「あびんこ」の通称で親しまれる「あびこ中央商店街」、セレッソ大阪のイベントが多く行われる「長居商店街」などもあり、日々地元民で賑わっています。昔ながらの店に、下町風情が漂う親しみやすい雰囲気です。

また、天王寺駅へのアクセスも良いので、「あべのキューズモール」や「天王寺ミオ」など、大きな百貨店や商業施設が思い立ったらすぐ行ける距離にあるのも助かります。

 

3.治安の良さ

大阪市住吉区は、その治安の良さでも評判です。犯罪発生率は大阪24区内で城東区に続いて下から2番目と非常に低い数字。観光地があまりなく、地域住民が多いことが安全安心な環境を作り出しています。

また、帝塚山という関西でも有数の高級住宅地があり、周辺パトロールが強化されていることも原因の一つといえるでしょう。小さな子どもがいるご家庭にとって、日々の安心感は何よりも大切なポイントとなるのではないでしょうか。

大阪市住吉区は、子育て支援施策や施設が豊富!

次に、大阪市住吉区の子育て環境について見てみましょう。

大阪市住吉区は、医療においても充実しています。人口10万人当たりの一般診療所の数は、全国平均69.75に対して大阪市住吉区101.27と大幅に上回っています。また、内科系診療所の数、歯医者の数、薬局の数、いずれも全国平均の約1.4倍。これらの数字は、毎日の暮らしやすさにつながります。

そのほか、大阪市住吉区は利用できる子育て支援施策や施設が豊富に揃っています。

 

1.すみちゃん子育てネット

各幼稚園や保育園の園庭開放や、各種イベントなど、大阪市住吉区の子育て情報は、フリーペーパー「すみちゃん子育てネット」で確認することができます。「住吉区子育て応援MAP」も子育て支援機関の位置が一目でわかるので、フリーペーパーと共に入手すると便利です。

これらは区役所のほか、幼稚園、保育所、子ども子育てプラザなどでも配布されており、大阪市住吉区のホームページからもダウンロードできます。

 

2.住吉区子ども・子育てプラザ

「住吉区子ども・子育てプラザ」は、大阪メトロ御堂筋線の長居駅から徒歩約14分の場所にある、子どもの健やかな育ちと家庭や地域の子育てを応援する施設です。3歳未満の乳幼児とその保護者向けが交流できる「つどいの広場」、子どもがボードゲームで遊べる「のびのびルーム」、遊具やスポーツを楽しめる「わんぱくルーム」などがあり、親子で楽しめる空間となっているほか、子育て中の情報提供もしてくれます。

 

3.こどもの医療助成

大阪市在住の国民健康保険や被用者保険に加入している子ども(0歳から小学校修了まで)は、保護者の所得制限なしで1医療機関を1日当たり最大500円で受診することができます(月2日まで、3日以降の自己負担なし)。さらに所得制限はありますが、中学校就学から18歳(18歳に達した日以後における最初の3月31日まで)まで同様の補助を受けることが可能です。

 

4.児童いきいき放課後事業

大阪市内の全ての市立小学校は、平日の放課後・土曜日・長期休業日などに放課後の活動場所を提供しています。対象は小学校1年生~6年生、利用料は無料(安全管理費として、児童1人当たり年額500円必要)です。大阪市住吉区では、14か所でこの事業が実施されています。

 

5.子育て支援制度がわかる「イクハクアプリ(大阪府版)」

子育て世帯が受けられる支援制度は、さまざまな行政や機関への問い合わせが必要なため、自分の家庭がどの制度に該当するかを検索するのはとても困難でした。子育て支援アプリ「イクハクアプリ(大阪府版)」は、そんな悩みを解決します。

これは一般社団法人日本子育て制度機構がサンスターグループと共同開発したもの。子育て世帯それぞれにマッチした「大阪府内の市区町村別の子育て情報」がわかるスマートフォン向けアプリです。保護者情報、子どもの性別や年齢、保育状況、加入健康保険の種類などを登録することにより、その世帯がそのときに受けられる可能性のある制度や窓口を教えてくれます。無料配信なのも嬉しいポイント。

大阪市住吉区は、暮らしやすい要素がたくさんつまったエリア

大阪市住吉区は、大阪中心部へのアクセスの良さ、買い物のしやすさ、治安の良さ、医療機関の充実ぶりなど、暮らしやすい要素がたくさんつまったエリアです。

大阪市内への引っ越しを考える際は、大阪市住吉区をご検討ください。

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