春のゴキブリ対策が、夏の命運を分ける!?マンションのゴキブリ対策方法
寒い冬が終わり、暖かくなると見かける黒い影。
そう、誰もが苦手なゴキブリです。
ゴキブリは「1匹見つけたら、100匹いると思え」とも言われているため、完全に退治するのが難しい害虫。
そこで今回は、ゴキブリの発生を防ぐマンションのゴキブリ対策をご紹介します。
こんな部屋は要注意!ゴキブリが出やすい部屋の特徴
ゴキブリが出やすい部屋には、以下のような特徴があります。
・掃除機をかけるのは月に1度くらい
・テーブルや床に食べカスや髪の毛が落ちている
・キッチンやベランダに生ゴミを放置している
・ペットを飼っている
・水回りの掃除をしていない
・キッチンに開けていない収納がある
・ベランダや玄関にプランターがある
もしも数個当てはまっていたら、ゴキブリが潜んでいるかもしれません。
さらにマンションでは、いくら自分の部屋をキレイにしていても「長く空き部屋になっている部屋がある」「共有部にゴミが放置されている」という周辺環境があると、ゴキブリが出やすくなります。購入や買い替えを検討する際、ゴキブリに遭遇したくなければ、比較的新しい清潔なマンション、もしくは管理会社がしっかりしているところを選ぶようにすると良いでしょう。
ゴキブリが出ない部屋にするには「片づけ」と「掃除」を徹底しよう
ゴキブリは清潔な環境を嫌います。「片づけ」と「掃除」を徹底し、清潔な環境を保ちましょう。
【夜間までに片づける】
湿っていて温かく暗い場所を好むゴキブリにとって、夜間のキッチンは最高の環境です。ゴキブリのエサになる生ゴミを三角コーナーに置きっぱなしにしたり、野菜などの食品やペットフードをキッチンに出しっぱなしにしたりするのはNG。活動が活発になる夜までに、ゴキブリのエサになるものは必ず片づけるようにしてください。
また、部屋の床にダンボール箱や雑誌をじか置きするのもやめましょう。ゴキブリは、風通しの悪い場所を選んで住みつきます。
【こまめな掃除】
ゴキブリは、キッチンシンクの汚れやガスコンロ周りの油汚れが大好きです。汚れがたまらないように使用するたびにサッと拭き掃除をして汚れを取り除きましょう。また、部屋の中に食べカスや髪の毛、ペットの毛などが落ちていると、それらはすべてゴキブリのエサに。
一説ではゴキブリは髪の毛1本の食事でも長期間生存すると言われているので、甘く見てはいけません。床は掃除機かけと拭き掃除を徹底しましょう。
【ハーブを活用する】
ゴキブリ対策として効果を発揮するのが、セロリやキャラウェイ、クミンなどのセリ科のハーブです。中でも有効なのがアロマ精油で、スプレーにして生ゴミに吹きかけたり、アロマストーンに垂らして玄関・ベランダ・キッチン・窓際などの侵入経路に置いたりするのも良いでしょう。小さな子どもやペットのいる家庭でも安心して使えます(手の届かないところに置きましょう)。
春先からのゴキブリ対策が、その夏の命運を分ける!
ゴキブリ対策に関しては、「出る前に実施すること」が絶対条件。夏になってゴキブリが大量発生してからでは手遅れになることも。
春先からゴキブリ対策をしておくことが、その夏の命運を分けると言っても過言ではありません。
この記事を書いた人
高橋和子
掃除コンサルタント
整理収納・家事代行を手掛ける「フェリシア ラボ」代表。主婦歴25年の経験と、8回の転勤と10年間の両親の介護経験を生かして、女性の目線で「きれい収納」を提案。整理収納とエコ掃除術で日常生活をサポートしている。平成24年9月、一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を設立。整理収納・片づけの資格講座を開講中でリカレント(生涯学習)教育の推進している。テレビや新聞など、メディア出演実績も多数。
HP: http://felicia-lab.jp
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