初めての子連れ旅行。いつからOK?おすすめの宿泊先は?トラブルなく楽しむコツ
初めての育児は、とにかく疲れるもの。時折「温泉でも行きたい……」と、思うかもしれません。ところが、子連れ旅行は大人だけの旅行と全く別のもので、事前準備を怠ると余計に疲れてしまうものなのです。
そこで今回は、初めての子連れ旅行をトラブルなく楽しむコツをご紹介します。
初めての子連れ旅行は生後3か月以降がスムーズ!成功のポイントは宿泊先選び!
まず、初めての子連れ旅行は、いつからが良いのでしょうか。飛行機に乗れるのは「生後8日から」という規定はありますが、それを除けば特に決まりはありません。とはいえ、新生児を連れての移動は、やはり気を遣います。首が座り、授乳や昼寝のリズムが整う生後3か月以降が、何かとスムーズでしょう。
結論から言うと、子連れ旅行の成功のポイントは、宿泊先選びにあります。赤ちゃんがいてもリラックスできる宿泊先を最優先で決め、その上でやりたいことを決めるという順番が良いでしょう。
宿泊先としておすすめなのは「赤ちゃん歓迎」の宿。ベビーチェアを貸してくれたり、離乳食を用意してくれたりするところもありますし、宿泊客に子連れが多いので、多少ぐずっても焦らずに済むでしょう。予約時に赤ちゃんがいる旨を伝えれば、隣を空き部屋にしてくれることもあります。
もし、旅行先に適当な宿がない場合は、「和室」「部屋食」「家族風呂もしくは部屋風呂」という条件で、宿泊施設を探してみてください。食事とお風呂の時間をゆったりと過ごせれば、旅行の満足度はアップするはずです。
また、初めての子連れ旅行なら、飛行機や列車よりも車移動が断然ラク。泣き声で周りに迷惑をかけることもなく、荷物の持ち運びも簡単で、乗り遅れなどの心配もありません。
なお、子連れ旅行において何よりも大切なのは「予定通りにいかないもの」という前提で、時間に余裕を持って計画を立てることです。
初めての子連れ旅行のよくある3つのトラブル。対処法は?
次に子連れ旅行のよくあるトラブルと、その対処法を考えてみましょう。
【トラブル1:移動中にぐずる】
車移動ならともかく、列車や飛行機の中で子どもがぐずると、親子共に疲れてしまいますよね。そんな事態を避けるためにも、移動は子どもの生活リズムに合わせ、可能であれば、お昼寝タイムに移動時間を重ねましょう。
子どもが泣きやむグッズを、サッと取り出せる場所に入れておくこともポイントです。音が鳴るおもちゃであれば、スピーカーにセロテープを貼るなどして、音を抑える工夫をしてみてください。
また、飛行機などは離発着時の気圧の関係で、耳が痛むことがあります。そんなときは、何かを飲んだり舐めたりすると緩和されることが多いので、幼児であれば飴を、赤ちゃんであれば哺乳瓶やおしゃぶり、授乳ケープを手元に用意して対応しましょう。
【トラブル2:体調の変化】
子どもは、いつ発熱するかわかりません。念のため、旅行前の予防接種や人混みへのお出かけは避けましょう。さらにキャンセル無料の宿が予約できれば安心です。
旅行先で怖いのは嘔吐や下痢。できれば、余分の着替え、多めのビニール袋、消臭ポーチ(もしくは消臭スプレー)、サニタイザー、使い慣れた常備薬、保険証や母子手帳などを持って行きましょう。
【トラブル3:荷物が多くて移動が大変】
車以外の旅行であれば、荷物は極力減らしましょう。行きも帰りも大きな荷物は宅配便で送ってしまうのもひとつの解決策です。宿に宅配サービスがあるか、もしくは近くにコンビニがあるかを予約時に確認すると良いでしょう。
現地で調達・利用できるものを増やせば荷物は減らせます。訪問する施設でベビーカーの貸し出しをしていないか、宿泊先でオムツがもらえないかなど、サービスをチェックしてみましょう。ただ、ベビー用品には適した月齢がありますので、その確認は忘れずに。
初めての子連れ旅行は、無理せず「練習」のつもりで
「初めての子連れ旅行は帰省」というパターンが多いかもしれませんが、近場の1泊旅行で「練習」をしてみてはいかがでしょうか。予め実家にお願いすべきことも見えてくるはずです。
行き先は、ベビーカーを押しやすい遊歩道がある公園もよし、オムツ替え台や授乳室が完備されている動物園やアウトレットなどのファミリー施設もよし、気兼ねなくリフレッシュできる場所を選ぶと良いでしょう。
旅行は、育児を頑張っている自分たちへのご褒美です。事前準備をしっかりして、素敵な家族旅行の思い出を作ってください。
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