meet 住みたい街に出逢える。

Powered By 日本エスリード

教育環境

トレンドの学習法や最新の教育費情報、入試対策など。
成長と共に変化する、子どもの教育情報をご紹介します。

小学生向けの塾と通信教育はどう違う?メリット・デメリットを徹底比較!

子どもが小学生になり勉強が進んでいくと、塾や通信教育で子どもの力を伸ばしたいと考える保護者は多いことでしょう。どちらにもメリット・デメリットがあるため、塾が良いのか通信教育が良いのか、迷うこともあるのではないでしょうか。

今回は、塾と通信教育のどちらにするか検討しやすいよう、それぞれのメリット・デメリットを比較していきます。

小学生向けの塾のメリット・デメリット

まずは塾のメリット・デメリットを見ていきましょう。塾通いを「ママ友に誘われたから」「みんなが通っているから」などと、何となく決めてしまうのはおすすめできません。メリットとデメリットをしっかりと把握したうえで、子どもに合っているかどうかという観点で検討しましょう。

 

【塾のメリット】

 

1.切磋切磋琢磨できる勉強仲間がいる

人間は周りの環境に影響を受けやすい生き物です。塾で一緒に勉強する仲間ができると、「自分も勉強しよう」というやる気が生まれやすくなるでしょう。「友だちに負けたくない!」と競争心が芽生え、さらに勉強するモチベーションが高まることも期待できます。

 

2.集中して勉強できる環境がある

塾では、余計な雑音がなく、気が散るものが置かれていないため、集中して授業に臨めます。その結果として、効率的に学習内容を理解しやすくなるでしょう。

 

3.疑問をその場で解消できる

勉強内容が難しくなると、さまざまな疑問やわからないことも増えるもの。そんなとき、塾だと先生にすぐに教えてもらえるのはとても大きなメリットといえます。「わからない」をすぐに解消できれば、学習をスムーズに進められるでしょう。

 

4.高度な中学受験に対応

中学受験の入試問題は難易度が高く、塾に通わずに合格するのは難しいといわれています。塾には中学入試のノウハウがあるだけでなく、入試に関する多様な情報が集まるため、中学受験を考えている場合、塾に通うメリットはかなり大きいでしょう。

 

【塾のデメリット】

 

1.通信教育に比べて費用がかかる

通信教育に比べると、やはり塾の授業料は高いです。加えて、入塾金、教材費、試験代、長期休暇時の講習費用などが追加で発生する場合があります。また、遠くの塾に通うなら、さらに交通費がかかることも。塾に通わせる場合は、授業料以外の費用も考慮に入れて検討しましょう。

 

2.通うのに時間がかかる

通塾に時間がかかるのもデメリットのひとつといえます。他の習い事や部活に時間を割けなくなるかもしれません。また、子どもが小さいうちは安全のため親の送迎が必要となり、親の忙しさが増す可能性があります。

 

3.子どもの理解度に関係なく授業が進む

集団で授業を受ける塾は、決まったカリキュラムで授業が進みます。塾であればその場で聞けるとはいえ、苦手な科目などでわからないことが増えすぎると、子どもの意欲をそいでしまうことも。逆に簡単すぎると、時間とお金の無駄になってしまうケースもあり得ます。

小学生向けの通信教育のメリット・デメリット

続いて、通信教育のメリット・デメリットを見ていきましょう。「塾と比べて安いから」「周りで塾通いの子は少ないから」などと、子どもの適性と関係なく決めてしまうのは避けましょう。通信教育についてもメリット・デメリットを知り、納得感をもって選ぶようにしてください。

 

【通信教育のメリット】

 

1.塾に比べて費用がかからない

小学生向けの通信教育の費用は内容や学年によっても違いがありますが、月額2,000円から1万円程度です。塾に比べて費用を抑えられるため、教育予算を他の習い事などに振りわけることができます。

 

2.子どもの学力に合わせて学習できる

通信教育では、簡単なところはすぐに終わらせて、難しいところには時間をかけるということができます。子どもの学力・理解度に合わせて学べるため、モチベーションを維持しやすいでしょう。

 

3.勉強する習慣が身につく

毎日コツコツと勉強する習慣が身につくのは、通信教育の大きなメリットのひとつといえます。そのような習慣は、受験のときはもちろん、社会人になってからもスキルアップにも役立ちます。

 

【通信教育のデメリット】

 

1.疑問をすぐに解消しづらい

「テキストを読んでもよくわからない」「間違えた問題の解説を読んでも納得できない」。そんなとき、通信教育ではすぐに先生に聞けません。親が教えられるうちは良いですが、内容が難しくなってくると頭を抱えてしまうこともあるでしょう。わからないことをそのままにしておくと、続く内容も理解できなくなり、勉強意欲に水を差しかねません。

 

2.競争心が湧きにくい

通信教育は基本的に一人で取り組むもの。周りの友だちから刺激を受けて「負けないように頑張ろう!」といった競争心が湧きにくく、それがモチベーションの低下につながる恐れがあります。

 

3.誘惑に負けやすい

自宅には、テレビやマンガ、ゲームなど、子どもの集中力を妨げるものがたくさんあります。子どもが自発的に集中して勉強に取り組めるようになるまでは「集中できる環境を整える」「声がけをする」「一緒に勉強に取り組む」など、親がしっかりサポートしてあげましょう。

塾か通信教育かは、子どもの性格や目的に合わせて選ぼう!

小学生向けの塾と通信教育には、費用や学習環境、親にかかる負担など、さまざまな違いがあります。塾と通信教育のどちらかがすべてにおいて優れているというわけではなく、それぞれにメリット・デメリットがあるものです。

塾か通信教育か選ぶ際には、メリット・デメリットを踏まえて、子どもの性格や勉強の目的に合わせて選ぶことが大切です。また、その時々の状況に合わせて柔軟に通信教育から塾、塾から通信教育へとスイッチするのも良いでしょう。

meetのメールマガジン登録

meetには”子育て・教育環境・地域・住まいの基本知識”に関する幅広い情報が盛りだくさん。意外と知らないスポット情報や育児のことなど、ご登録いただくといち早く最新記事がご覧いただけます。

メールマガジン登録はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

住みたい街のおすすめ情報をお届け!

教育環境に関する
あなたにおすすめの記事

その他のおすすめの記事