大阪市で最も古い行政区・西区。エリアごとにさまざまな色を持っているのが大きな特徴!
大阪市のほぼ中心にある西区は、市制施行時から唯一統廃合せずに残されている、大阪市で最も古い区です。近年はマンションや集合住宅を中心とした高層住宅地としての再開発が進んでいて、人口に占める高齢者の割合が大阪市内で最も低くなっているのが特徴です。
そんな大阪市西区はエリアごとに異なる魅力を持っています。西区で新しい生活を始めようと考えているなら、このエリアごとの違いについて知っておくと良いですよ。
そこで今回は、大阪市西区の主要エリアの特色についてご紹介します。
オフィス街として発展している下船場。緑豊かな公園や、新しい店舗も充実!
下船場は西区の北東部にあり、中央区の船場に隣接しています。
土佐堀・江戸堀・京町堀・阿波座・靭・新町といった“町”が含まれる地域で、西区の中でも大きなエリアです。
下船場は西横堀川や土佐堀川といった堀川に囲まれていて、古くから水運や海産物問屋・生魚商などの商人で賑わうエリアでした。現在でもそうした“商人の街”としての名残というべきでしょうか、エリア全体がオフィス街として機能しています。近年は個性的でおしゃれな店舗が次々に開店するなど、ショッピングエリアとしても注目の高い地域です。
また、下船場には公園などの緑が多く、特に靭公園は都会のオアシスとして親しまれています。靭公園は東西の大きく広がる公園で、その総面積は10haにも及ぶとされています。桜やバラの名所として知られていて、シーズンには多くの花見客で賑わいます。
エリア内では肥後橋駅や本町駅、阿波座駅など6駅4路線が利用できるので、他のエリアへの移動にも便利です!
大阪でも有数のおしゃれスポット!ファッションの中心地ともいえる堀江エリア!
堀江は西区の南部にあり、かつては家具の街として栄えていました。
時代が進むにつれて需要が低下し、一時は街としても低迷していましたが、現在はおしゃれなカフェやインテリアショップ、アパレルショップなどが立ち並ぶファッショナブルなエリアとなっています。東に隣接しているアメリカ村エリアも含めて、大阪のファッションの中心地ともいえるでしょう。
堀江エリア自体が魅力的なのはもちろん、南には難波エリア、東には上述したアメリカ村エリアや心斎橋エリアなど、徒歩圏内に人気のエリアがあることも大きなポイント。休日のショッピングにも最適です!
京セラドームが有名な九条・ドーム前エリアは、昔ながらの商店街も大型のショッピングモールもある便利なエリア!
京セラドーム大阪(かつての大阪ドーム)は、西日本を代表するドーム球場です。野球を始めとしたスポーツの試合はもちろん、さまざまなイベントで活用されています。
そんな京セラドーム大阪があるのが、九条・ドーム前エリアです。
九条・ドーム前エリアは、買物環境が充実しているのが特徴です。九条エリアにはナインモール九条・キララ九条商店街というふたつの商店街があり、九条駅を挟むように広がっています。下町らしさあふれる商店街には多くの飲食店もあります。
これに対してドーム前エリアには、イオンモールを始めとした大型の商業施設があります。商店街では手に入りにくいものも取り扱っているので、買物で困ることはないでしょう。
西区は全体的に交通の利便性が高く、新生活を始めるにはおすすめの街です。しかし、今回ご紹介したようにそれぞれのエリアで特徴が大きく異なるので、より理想的な生活を実現させるためにはこうした違いも考慮して検討することが大切です。エリアの特徴をしっかりと理解して、西区での理想の新生活を実現しましょう!
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