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マンションの部屋の乾燥対策!効果的に加湿する方法とは?

女性 空気清浄機

気温が下がり、気になるのが空気の乾燥。寒くなるとエアコンの設定温度を強くしてしまいがちですが、実は暖房によって室内はさらに乾燥します。

空気の乾燥は肌や髪など美容面にトラブルを引き起こすだけでなく、湿度が40%を下回ると風邪をひきやすくなって健康面にも心配です。

マンションライフでは、どのような乾燥対策をすれば良いのでしょうか?今回はすぐに始められる簡単で効果的な加湿方法をご紹介します。

女性 腕かゆい

部屋の乾燥が招く5つのトラブル

1. 潤いをキープできない

肌や髪の水分量が10%以下になると、肌荒れが起こったり、髪の毛がパサついたり……。特に子どもの皮膚は大人の半分ほどしかないため、より乾燥を感じやすいようです。乾燥により、肌の角層(皮膚のバリア機能)が低下すれば、雑菌が入りやすくなってしまうデメリットも。

 

2. 風邪をひきやすくなる

鼻やのどの粘膜が乾燥します。冬季にインフルエンザが流行するのは、乾燥によって体内の防御機能が低下し、ウイルスや細菌が体内に入りやすくなっているため。ウイルスは気温16度以下、湿度が40%以下になると、活発化するといわれています。

 

3. 隠れ脱水症状になる

脱水症状は冬にも起こります。気温が下がり、のどの渇きを感じにくくなるので、知らず知らずのうちに脱水症状に。空気が乾燥すると、体内から水分が奪われてしまいます。のどが渇いていなくても、水分を摂る習慣を付けましょう。

 

4. 温かさを感じにくい

同じ温度の部屋でも、湿度20%と湿度50%の部屋では、温かさが大違い。湿度が高い部屋の方が、人は温かさを感じます。言い換えれば、加湿せずに、暖房で部屋の温度だけを上げても、湿度が低いと温かさを感じられません。乾燥した部屋で暖房を使うと、室内の水分量が減るそうで、体内の水分量も蒸発してしまいます。

 

5. 火災が起きやすくなる

冬場に火災が多いのは、乾燥している木材に火がつきやすいから。空気が乾燥しているので、あっという間に火が広がるリスクがあります。石油ストーブなどの取り扱いには十分に注意をしましょう。

空気清浄機

乾燥に負けないマンションライフ!効果的な加湿方法は?

気密性の高いマンションでは、乾燥をより感じやすい人もいるかもしれません。加湿器を部屋で使うほか、効果的な加湿方法をご紹介しましょう。

 

【加湿器をつける】

部屋の広さに合った加湿器を選びましょう。というのも、加湿器は適応畳数よりも広い部屋で使うと加湿効果が弱まり、適応畳数よりも狭い部屋で使うとカビの原因になってしまいます。また、スチーム式の加湿器はやけどに注意。気化式の加湿器はフィルターにカビが生えやすく、衛生的に使うにはこまめなお手入れが必要です。

 

【お湯を沸かす】

お湯を沸かすときにできる水蒸気で、室内の加湿ができます。やかんのほか、電気ポットや電気ケトルでもOK!沸騰したらフタを開けて、蒸気を出すようにします。鍋料理は身体を温めるだけではなく、湯気によって室内の乾燥対策にも効果的。やけどや空だきにならないように気をつけましょう。

 

【水の入った容器を置く】

水をいっぱいに入れたコップを室内に置くだけでも乾燥対策になります。部屋全体を加湿するのは難しいですが、ピンポイントで加湿するだけなら十分です。また、洗面器やキッチンのシンクにお湯を張るのも効果的。水よりもお湯の方が、加湿スピードは早まります。なお、容器は家電の近くに置かないようにしましょう。

 

【洗濯物は部屋干しにする】

日照時間が短い冬は、室内干しがおすすめ。太陽光が入る部屋で洗濯物を干せば、よく乾くうえに乾燥対策にもなります。生渇きが心配な人は、部屋干し専用の洗剤を使うと良いでしょう。

 

【観葉植物を置く】

室内で植物を育てれば、土と葉からの蒸発によって加湿ができます。葉が大きめの植物は蒸散作用が高く、天然の加湿器に。観葉植物に霧吹きで水をかけ、枯らさないようにしましょう

 

【床や窓を水拭きする】

濡れた雑巾で床や窓を水拭きすれば、掃除と加湿が一石二鳥。部屋をキレイにしながら、ウイルス対策にもなって効率的です。ただし、フローリングは水浸しにしてしまうと、床材を傷めてしまうかも。床の水分はしっかりと拭き取りましょう。

 

【水をかける】

霧吹きに水を入れて、カーテンやソファーなどに水をかけるのも手軽な加湿方法です。消臭やアロマ効果のあるルームスプレーを使うと、癒し効果も感じられそうですね。水分に弱い家具もあるので、水をかけるときは注意してください。

多湿も危険!マンションの部屋の乾燥対策は適切に

湿度は50~60%に保つのが良いといわれていますが、逆に湿度が高すぎるとカビやダニの発生の原因に。食品が腐ったり、マンションの壁や柱が傷んだりなど、悪影響があるかもしれません。適切な乾燥対策をして、快適に冬を過ごしましょう。

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